最近は、DNAの二重らせんイヤリングを耳からぶら下げるなど、アクセサリーも理科っぽくしております。
minneで探せますよ。
さて先日、ふと高校生物の問題集を見ていたら、こんな問題がありました。
『次の空欄に入る人物名を答えなさい。
ウィルキンスと同じ研究室にいた ( 1 ) が撮影したX線回析のデータをもとに、
1953年、( 2 )と( 3 )はDNAが二重らせん構造をとることを発見した。』
答えは、
1、フランクリン
2、ワトソン
3、クリック
(2と3は順不同)
となります。
高校生の時にワトソンとクリックは習った覚えがあったのですが、フランクリンって覚えていないな~。
というのが第一印象でした。
っていうかそもそも、『ウィルキンスと同じ研究室』って、なんかざっくりした説明だよなあ・・・、と思いつつ、
ちょっと気になったのでウィキペディアで調べてみました。
『ロザリンド・フランクリン
1920年7月25日-1958年4月16日
イギリスの物理化学者、結晶学者』
37歳か。
ずいぶん若くして亡くなっているのね。
・・・っていうか、
女性!?
ということで、俄然興味がわいてきました。
さらに読み進めていくと、
・1950年、ロンドンの大学でX線を使ってDNAを解析する研究をしていた。
・1953年、DNAの構造を解明する手がかりとなるX線写真を撮影。
・同じ研究室にいたウィルキンスがその写真をこっそりワトソンとクリックに見せた。
(・ウィルキンスとフランクリンは仲が悪かったらしい。)
・写真を見たワトソンとクリックが、二重らせん構造を解き明かし、発表。
・その後、ワトソンとクリック、ウィルキンスはノーベル賞を受賞。
・フランクリンは、ワトソン達がノーベル賞を受賞する前に病気で亡くなる。
・のちに、フランクリンのデータの扱い(本人の許可なく見せた事)が大問題になる。
・・・あれ?
なんか、フランクリンってかわいそうな人?
そんなイメージがむくむくと沸いてきました。
さらに詳しく知りたい、と思っていると、
伝記が出ているというじゃないですか。
これは読んでみなければ、ということで、早速図書館で借りてきました。
長くなったので続く。
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