保田、生活、音階 | 福田恆存が好き

保田、生活、音階

保田 与重郎
保田与重郎文庫 (6)

保田与重郎文庫 (21)
保田 与重郎

「平安貴族は『儚い』と言って夢幻を嗜んだ」と保田は言っている。その通りだ。森羅万象の中で最も好きな連中。ファッション評論家を皆殺しにしろ。

マルローは日本は「愛と死と音階」において中国と異なっている。「音階においては西洋に近い」と言っているが、その通りだ。物語りなくして理想なし。理想なくして生活なし。

現実に対する官能的な接触を忘れるな。平安貴族を見習え。最も必要な能力は官能性だ。