ゴジラを親子で観ることは、
社会の勉強にも繋がります
その代表は、核の問題です
ゴジラは、1954年に公開された
東宝映画「ゴジラ」において、
核実験の放射能の影響で誕生した怪獣として
描かれています
この映画は、第二次世界大戦終結直後の、
まだ核兵器の脅威が日本では深刻な
問題だった時代に公開🎬
そのため、ゴジラは核兵器の恐怖を
象徴する怪獣として受け取られました
当時、日本は広島と長崎に原子爆弾を
投下されたばかりで、
核兵器の恐ろしさを肌で感じていました
ゴジラは、そのような時代背景の中で
生まれた怪獣と言えるでしょう
ゴジラシリーズの多くの作品で、
ゴジラと核の関わりが描かれています
今回ご紹介している
「ゴジラvsビオランテ」には、
ゴジラ細胞(G細胞)とバラと人間の細胞を
融合させた怪獣ビオランテが登場します
G細胞は、核エネルギーを糧とするゴジラの
生命力および再生能力の源です
ビオランテは、G細胞の影響で
核エネルギーを吸収する能力を持ちます
この能力を利用して、ビオランテの細胞から
培養された抗核エネルギーバクテリアが
対ゴジラ兵器として開発されます
バクテリアは、核物質を無力化し、
ゴジラの活動を抑制する効果がある
と言う設定です
戦いの最中に、ゴジラの放射熱線に
さらされたビオランテは、
体内に蓄積された核エネルギーが暴走し自爆
放射熱線を浴びたビオランテは、
その後進化して再びゴジラと対峙します…
このように、ゴジラシリーズにおいては、
核兵器がゴジラなどの怪獣の力を強める
という設定がしばしば用いられています
これは、核兵器の恐ろしさを
強調するためなのでしょう
ゴジラは、核兵器の恐怖を訴える
反核メッセージを持つ怪獣として、
世界中のファンに愛されています
しかし、ゴジラは単なる怪獣ではありません
ゴジラは、人間の傲慢さと愚かさに対する
警鐘なのです
現代社会においても、核兵器の脅威は
依然として存在しています
ゴジラは、私たちに核兵器の恐ろしさを
忘れさせず、平和を訴え続けているのです
他にも「ゴジラ対ビオランテ」では、
当時のサウジアラビアの情勢や、
生命倫理についても訴えかけています
白神博士は、娘の魂を蘇らせるために、
ゴジラの力を持つ生物を創造しました
最初は人の心を持っていましたが、
次第に制御不能となり、巨大植物怪獣へと
進化します
その後、ゴジラと対決し、
激しい戦いを繰り広げることになり、
人々を恐怖に陥れます…
科学技術の倫理的な問題、
国際情勢を問いかける作品と
言えるでしょう
他シリーズでも、公害問題をテーマにした
怪獣が出てくるなど、その時々の世相を
反映しているゴジラ…
子どもと共に観てチラッと世相のことも
伝えてあげると、多くを学べる
いい教材になると思っています
まだ観たことがない方は、
ぜひ一度観てみてください
ゴジラを観た小1長男の感想
「まずは神が恐竜の世界を滅ぼし、神が人間を創って、人間が神を殺して、怪獣の世界を創って、怪獣であるゴジラが怒っている」
深いことを考えているような
意味不明なような…
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長男小1 歴史(戦)と恐竜好き
次男年少 車とパウパトロール好き
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