長州が京の街に火をつける計画を池田屋で密談する内容の手紙を近藤局長に手渡した大作。
局長じゃなくても手紙の出処は気になります。
大作は競り合った討幕派が落とした・・・と言ってましたが、局長はそのまま信じてなさそうなんですよね。
まだ内部に間者がいると疑ってます。それは大作だと気づいた?
しかし有力情報。新撰組は局長が隊士を率いて長州が集まる池田屋を襲撃することに。
いよいよ池田屋事件が
皆色んな思いで新撰組に入隊しています。
新之丞は今も敵方である討幕派の人にも思いを寄せ、何も考えないように斬り合いをすることが恐ろしいと言います。
優しすぎる・・・。
もしかしたらこういう考えの人もいたかもしれないけど、戦場へ赴き、躊躇っている間に敵方に殺されてしまわないか心配になります
前回は駆け落ちみたいなことを話してたし、丘十郎は大作が心配だったんでしょうね。
死ぬなよ。
剣の腕がある大作が死ぬとは考えにくい。
でも大作が最初の頃よりメンタルやられてきてるのか弱ってきてるんですよね・・・。
丘ちゃんの前で飄々としてるのも、だんだん辛くなってきました。
もうすべて話して丘ちゃんと逃げて大作と思ってます。むしろ駆け落ちしてほしい。
庄内以外は潜伏先がどうして知られたのかわからない様子。
でも庄内は親友・大作が裏切ったことを察します。
ずっと青春キラキラしてるところがメインだったので、11話の半分は殺陣シーンになり時代劇らしくなったなと感じました。
たくさん登場するキャラの誰目線で池田屋事件を観るのかで話が変わってきそう。
それくらい、色んな人の思いが詰まっていました。
襲撃中に吐血してしまう沖田。今までのような活躍はもうできない悲しい場面。
彼らの場合、どちらか一方が死んだら生きていけなさそう・・・。それくらいラブラブ
庄内は親友に裏切られ、新撰組に仲間が殺されてるから応戦してほしいと桂小五郎に頼むけど断られ・・・。
詰み状態の時に丘十郎に見つかります。
でも庄内の方が圧倒的に強い。
そして父親の言葉が頭をよぎり隙ができてしまいます。
このままだと殺される、という時に大作が丘十郎を庇って斬られてしまいます。
親友ではなく仲間をとった。
それがお前の答えなんか・・・と呟いた庄内の胸中を思うと切なかったです。
ずっと大作を信じて長州藩士として生きてきました。
もう一人の親友を殺され、大作と復讐を誓っていたのに、裏切りの絶望は計り知れません。
親友に刀を振り上げる庄内。
仲間が殺されると、丘十郎は咄嗟に庄内の腹目掛けて刀を振ります。
庄内、たぶん死んだね・・・
息絶える前、大作を見て「裏切り者」と言った庄内の言葉を丘十郎は聞き逃しませんでした。
大作の後ろには駆けつけた隊士たちがいました。
この中に裏切り者がいる。丘十郎は確信したのでしょう。
親友も仲間も選べない大作は自ら死ぬ道を選ぼうとしたのかなと思いました。
でも仲間が親友を斬り殺す最悪の結果に。
そして丘十郎は庄内の言葉を聞いて、新撰組に潜む裏切り者を探すのではないでしょうか。
前回は丘十郎に出会えてよかった、と言ってたのに、この展開になるとわかってたら「出会わなければよかった」と思うのもわかります。
庄内だけを信じて、大作は間者として割り切って隊士として過ごせたのにピュアで真っ直ぐな丘ちゃんは罪な男ですね
池田屋の後の新撰組は規律が厳しくなってだいぶ血生臭くなるし、大作にとってこれから地獄が待ってるかも・・・