来月連続ドラマ「ひだまりが聴こえる」が放送開始されます。

映画は2017年に公開。

以前、一度観たことがありましたが、連ドラが始まるということで予習がてら映画を再視聴しました!

上映時間は72分。

BL映画って時間短めですね。でも短い時間の中ではうまくまとまってると思いました。



航平。

中学時代に発症した難聴のせいで周囲から何かと誤解を受け、大学生になった現在も人付き合いが苦手でいつも一人です。

難聴、といっても色々度合いがあるんですね。

まったく聞こえない人もいれば、航平のように人の声が雑音のように聞こえ、聞きとりにくい度合いの難聴も。

映画では航平から聞こえる人の声が音声で流れますが、ノイズばかりで本当に聞きづらいです。
それでも一生懸命聞き取ろうと「もう一回話して」と航平が言うと、相手は面倒くさがって話すのを止めてしまいます。

これは人と関わるのイヤになるよ・・・泣くうさぎ

さらに航平の難聴を「可哀想」と思っている人からの親切を、康平は受け入れることができません。航平は自分を特殊とか可哀想だなんて思っていないからです。
親切にされた人の受け取り方はそれぞれで、感謝して受け入れる人はたくさんいると思います。でも航平の場合は惨めに感じてたんじゃないでしょうか。

すっかり心閉ざしてボッチな大学生活を送っていた航平と出会ったのが太一でした。



かわいい!!

前に視聴した時も思いました。太一役の小野寺晃良くん、かわいいですねーニコニコ
「ギヴン」に出てた時もキレイな顔した俳優さんだなーと思ってました。もっともっとテレビで見たい!!

ちなみに航平役の多和田秀弥くんは「ニンニンジャー」に出てました。航平と違って超明るい役だったと思います。戦隊モノにけっこう出てるイメージ。



声が大きい常に腹ぺこボーイの太一。そんな太一の声だけ、航平は聞き取ることができました。

苦学生の腹ぺこボーイは航平のお弁当をもらう条件で航平のノートテイクを引き受けることに。

一緒に過ごすランチタイムから、2人の距離はだんだん近づいていきます。

講義で先生が話してる内容や情報をノートに記述することがノートテイクだそうです。
そういうサポートがあるのか・・・と初めて知りました。

大学の講義って眠くなる授業もあるじゃないですか。太一だけに頼んで大丈夫かな?と思ったら案の定寝てた・・・アセアセ



太一が大学生、というよりも小学生のようでした。太陽のように明るい。
裏表のない性格で、自然と人が集まってきます。

そんな太一の明るさ、優しさに触れ航平は友達以上の感情を持つようになります。



ストーリーに大きな波がおきるわけでもないこの作品。
でもダレることなく観られます。

ピュアなラブストーリーでBLは個人的には薄めです。前半は航平が障害によって人と関われない辛さ、生きづらさが中心に描かれていて、BLらしくなるのは後半からでした。

やっと、やっと!!

というところで映画が終わります。

太一の心の変化がちょっとわかりにくかったかな・・・。

本編が終了しエンドロールになって、これは・・・両思いってことでいいのかな?という気持ちになりました。


7月から始まるドラマは、「ひだまりが聴こえる」と続編の「ひだまりが聴こえる 幸福論」の2作が実写化されるとのこと。

ということは映画の続きが見られるわけです。やったー\(^o^)/ラブラブラブラブこれは楽しみ!


そして


手話サークルの女子大生役で井桁弘恵ちゃんが出てました。

この前まで「VRおじさんの初恋」見てたのでビックリびっくり売れっ子になりましたねーキラキラ