楽しみにしていた甲斐との祭りに一緒に行くことができなかった浩国。
家では甲斐がお祭りの焼きそばを買って待っていました。
ということは、甲斐は一人お祭り会場で浩国を待っていたということ。
うわー・・・申し訳なさで消えてしまいたくなります浩国、せめて残業の合間に連絡できなかったの?
誘った浩国がすっぽかしたのだから普通なら大激怒されてもいいところ。
でも甲斐はまったく怒りません。
楽しみにしてたワケじゃない、と言いますが水槽買ってたの私知ってるよ
「しょうがない」といつもの調子な甲斐に、浩国は疑問に思います。
何かしてもらったら何か返す。人と人ってのはそういうものだから。
先輩の言葉に、何も返してないことに気づく浩国。いつもおいしいご飯作ってくれてますからねでも何をすればいいのか?
久しぶりに定時に帰れそうなタイミングで上司が浩国に仕事を持っていきます。
怒らずイラつかず何の感情も持たず上司からの仕事を受け入れる浩国は、最初から定時で帰れることに期待してない、と思ってました。
それは、浩国にお祭りをすっぽかされた時の甲斐と同じ感情だと気づきます。
期待するとダメだった時に傷ついてしまう、期待しなければ傷は浅く済む。
家庭環境が荒んでいた甲斐は、きっと親に期待しては裏切られてを繰り返して、最後はすべて諦めちゃったんだろうなぁ
もっとヤサグレてもおかしくなかったのを、食堂屋の店主のおかげで大きく道を逸れることなく今の甲斐があるのでしょう。
住み込みのお店にも居られなくなって、思い出したのは優しくしてくれた浩国だけだったのはあまりにも寂しい。
甲斐の思いを知った浩国が「埋め合わせがしたい」と言うと
一緒に寝てよ
だって!!
え、デートじゃなくて
意識してよ、とか、浩国好きだ、と囁く甲斐。あまーーーい
ひとつのベッドで一緒に寝てて至近距離にイケメンが甘くてめちゃくちゃいいムード
おっぱじまってもいいところですが、浩国が戸惑ってるの甲斐もわかってるので何もしません。優しい。
甲斐はゲイって自分で言ってるけど、たぶん浩国しか好きになってないんですよね。浩国が男性だから性指向は同性だということでしょうかね。
翌朝、浩国のためにキャラ弁作ってる甲斐かわいいい
キャラ弁なんて作ったことないよすごいなー
大人の男性にキャラ弁?と思ったけど、住み込みさせてもらってた店主の「自分のためじゃなく誰かのために作れ」の言葉がココに反映されてるのかなと思いました。
もしかするとキャラ弁は、甲斐が小さい頃に作ってもらいたかったのかもしれません。
お弁当は食べる人のためのもの。作ってもらいたかったお弁当を浩国のために作る、それが甲斐なりの愛情表現なのかなと思いました。
そんな甲斐に浩国は
今すぐ恋愛対象とか考えられないけど、時間がほしい。甲斐とちゃんと向き合って、それから応えたい。
と告げます。
どうせヒロは、俺に落とされるんだから。
と攻めらしい発言もあるけど、すべてを諦めてきた甲斐が浩国だけは諦めてなかったのがわかってジーンときました。
やっと2人の距離が近づき始めた回でしたね