この時間のNHKドラマ、おもしろい作品が多いですね。

今回もおもしろいです。
タイトルだけだとビックリするけど、切ないしおじさんの初恋も「そりゃ恋するよなぁ」と納得してしまうほどホナミが魅力的です。



VRゲーム「トワイライト」は人気急落でサービス終了を迎えようとしています。

それまでのナオキはトワイライトの終焉を一人で見届けようと思っていました。

でもホナミと出会って、トワイライト内の様々なワールドを案内するうちに世界の終わりが来てほしくないと思うようになります。

そして案内が終わるとホナミとはもう会えなくなる、と思っています。

案内し終わっても「また会いたい」と言えばホナミは会ってくれると思います。
でも今のナオキは言えないでしょうね泣くうさぎ



さすがVRの世界キラキラ

VFXで撮影されてる部分と実際の場所と混在してますが、幻想的な場所ばかりです。

ナオキはホナミを様々ば場所へ案内します。

その全てでホナミは全力で楽しんでいて、案内してるナオキも嬉しいだろうなぁニコニコ


でも時々切なく微笑んでいたり。

ホナミの中の人はまだ何者なのかわかっていません。

本が好きなのか知識が豊富、疲れやすいところもありナオキより年上の女性なのかなと思ってます。


お互いプライベートな話はしないという約束でしたが、初めてのお泊まりの夜、ホナミはナオキの子供時代を尋ねます。

イジメられてた過去を話していましたが、これが結構キツかった泣くうさぎ

イジメの首謀者がクラスの人気者、あからさまにイジメられてるのにスルーする担任。

自分を笑うクラスメートの女子たちを、ナオキは恨むわけではなく

俺より確実に楽しい人生なんだろうと思った

とホナミに語ります。

優しいのか、この年齢で人生に何も期待してないのか。ナオキの話を聞いて悲しくなりました。

でもホナミは

嫌な思い出と、そんなふうにうまくつきあう人を初めて知りました。

と言います。

消し去りたいほど嫌な記憶を、ポジティブに変えて今を肯定するホナミがまるで天使のようでした。

お泊まり(VR上)を経てより距離が近づいた2人は、ホナミがゲームで勝ち取ったチケットで隠しワールドへ出発します。


銀河鉄道の夜のように空へ飛び立つ列車、エルドラド(黄金郷)の名前にふさわしいキラキラした世界。

ホナミと過ごす時間が楽しければ楽しいほど、終わりが近づいてるようでナオキは寂しくなります。



2週目はナオキとホナミのVRでの出来事が多いです。

現実では、早期退職を上司から促されてしまいます。全員、と言いながらまずナオキだけを呼び話す上司に色々察します。

職場の人たち、なんだか感じ悪い人が多いなと思って観てました。


ナオキの私生活が好転してると気づく唯一の人が同僚の佐々木さん。

ホンワカした口調がかわいらしいけど、ナオキの話をあんまり聞かないでずっと一人で話してますねアセアセ
よくわからない人ですが、家では介護なのか子育てなのか忙しそうです。

佐々木さんと微妙な仲の加藤さん。
前回は佐々木さんが若手の加藤さんから仕事の不備を責められていました。

同じ空間にいるナオキはしんどいだろうなぁアセアセ


無愛想な加藤さんも最初はよくわからない人でした。

仕事の不備で佐々木さんに何度も連絡していた時、佐々木さんは火傷を負って病院へ行っていたことを知ると、謝るタイミングを窺っていました。

雰囲気の良い職場とはいえなかったけど、それぞれにドラマがあってだんだん魅力的に見えてきます。


そしてラストは脈絡なく診察室に入っていく男性(高齢)の後ろ姿。

まさかこの人がホナミ!?!?