引きこもって部屋で食事をしていた翔が皆とご飯を食べるようになり、沖田家は一歩前進しました
さらに翔は「メークの勉強がしたい」という夢ができ、美容専門学校に行きたいと母と姉にだけ相談します。
そのためには高校卒業資格が必要で、今度こそ学校に通うと決意表明。
10代で夢が持てるって理想ですよね。夢ができれば逆算して何をすべきかが具体的になってきます。
でも「お父さんにはまだ言わないで」と言う翔。
アップデートしたとはいえ、息子がメイクアップアーティストになるという夢を理解してくれるかわかりません。
学校に通い始め、安堵する誠ですが美香は「何が原因で学校に通えなくなったのかわからないから、まだ気は抜けない」と言います。
職場では誠の先輩・古池のパワハラ・セクハラで部下たちのストレスはMAX。
ここまで凝り固まった人が企業で勤めるのは難しい時代ですよね。
せっかく部下からランチに誘われたのに、内容は古池の愚痴&どうにかしてほしいというお願いでした。
翔は放課後メイク女子・香梨奈のおかげでメイクの勉強がしたいと夢ができたとお礼を言います。
そして香梨奈とメイクについて語り合えるようになりました。
好きなことを同士と話せるって楽しいですよね
それを偶然誠が目撃してしまいます。
誠は翔がゲイだと思ってました。
でも大地が「翔くんはまだ自分も悩んでて、決まってないのかも」と言ってましたよ
翔が接する子が皆恋愛対象とは限らないでしょう
友達ができてよかったなくらい思ってればいいんじゃないかな
だから翔の帰宅後、誠が翔を呼んで何かを話そうとする場面はハラハラしました
その大地は彼氏・円が獣医師の夢を諦めようとしてることに悩んでいました。
地元に帰らず大地のそばにいるためには、ということだけど、大地からすれば大好きな人が夢を諦めるなんて悲しいです。
俺たちって何かを諦めなきゃいけないのかもな。
どうして同性愛者というだけで夢を諦めなければいけないのか。
自分が望む生き方ができないのかと思うと胸が苦しいです。親なら子供にそんなことさせたくないはずだけど・・・。
愛犬を散歩してると、大地が公園で座り込んでいました。
誰彼話せない彼氏・円の悩み。誠の存在が、今は大地にとって大きくなっています。大地の相談相手にまでなれるなんて
大切な人ができると心配とか悩みとか色んなものを持たなきゃいけないんだと思う。
もし相手が悩みを吹き飛ばしてくれるとか励ましてくれるなら最高だ。
円くんも大地くんからたくさん力を貰ってるんじゃないかってことだよ。
誠・・・。めっちゃイイこと言う
アップデートして、自分も妻・美香への感謝の気持ちが芽生えてきたんだと思います。
いつも当たり前のようにやってることは、全然当たり前じゃないんですよね。
誠は美香の推しグループのライブチケットを渡します。
チケット代、1枚14,000円
高い
フォローしてるブロガーさんによると、KーPOPなどアイドルグループのチケットは高いんですね。
チケットが1万超えるライブに行ったことないんで、ビックリしました
(最後に行ったのがコロナ前なので今は高騰してるだろうけど、この金額では家族で参戦は難しいですね)
金額を見て美香の表情は変わります。
翔が美容学校へ行く目標を聞いて、翔の学費のために無駄遣いはできないと思ったのです。
いやいや!
そんな理由で行かないってのは翔が一番悲しみますよ!!
お母さんが嬉しそうにしてる姿が嬉しいんだから行っていいんです!!
それに美香だって働いてます。何を遠慮することがあるんでしょう。
長谷川くんと翔の場面、めっちゃ感動しました。
友達から「翔がゲイ」という噂を聞いた長谷川くんは翔に直接尋ねます。
翔自身、初恋もまだでこれから誰を好きになるかわからないという答えだったけど、きっと恋愛対象がどちらでも長谷川くんは今まで通りに接するんだろうなと思いました。
翔ってカッコイイよな。周りのノリに合わせて嘘ついたりしないじゃん。
長谷川くんも同級生が女子を見て「誰が好み?」と尋ねられる学生あるあるな場面が苦手でした。
でも彼は周りの空気を読んで嘘をついてしまっていたのです。
長谷川ーーーー!!めっちゃいい子!!
私たちの時代にも翔や長谷川くんのような子はいたのかもしれない。
でもそれを隠さなければいけない時代でした。
皆楽しんでると思ってたけど、知らないところでしんどい思いをしたり傷ついてる子がいたのかな。
今更だけど、こういうドラマができる時代がきてよかったなと思います。
美香はチケットをリセールすると言い出します。
具体的なことは話せないけど翔に夢ができたから、これからお金がかかるから贅沢はできない。
そう言う美香に、
今更だけど、いつもありがとう。
コンサートは楽しんでほしい。美香さんにはその権利がある。
と感謝の気持ちを伝えます。
素敵な夫婦だなぁ家族のために頑張ってるんだから、たまには楽しんでいいんですよ
帰宅の途中、またも誠は翔と香梨奈が一緒にいるところを目撃してしまいます。
とうとう言っちゃいましたね。息子が仲良くしてるからって恋愛対象とは限らないでしょう
誰が誰を好きになるなんて、それは本人が決めることでしょう。
翔には自由に恋愛してほしいと思いすぎて翔の気持ちがおざなりになってしまいましたね。
決めつけられることを窮屈と思う翔の悩みがようやくわかった誠と美香。
かなりアップデートしてきた誠ですが、繊細な翔の気持ちを理解するのはなかなか難しそうです。