アウティングをしてしまった誠。
円の訴えに誠が顔面蒼白になっていく様子を観てて胸が痛くなりました。
円は自分がゲイであることを誰にも言えずずっと悩んでいました。誠は円と大地の関係を皆知ってる状況だから、つい言ったんだと思います。
でもそれは本人が望んでいないならやっちゃダメなことでした。
その後の萌が誠に声をかけるところ。
以前のように怒ったりしないところは、父親と娘の関係が良くなってるのがわかります。
三次元には興味無い萌ですが円と大地は尊い、と言います。
めっちゃわかります!尊いよね!!
誠のオフィスに先輩・古池がやってきます。
誠が偏見の塊になったのが頷けるくらい、古池の頭はガチガチに偏見で固まっていました。
こんな上司、独身時代の会社員時代にいたなー特に幹部クラス。
私が勤めていた頃はまだ平成で、当たり前のように「彼氏はいるの?」とか「早くしないと結婚が~」って言われてましたねそして自分語りが長かったのも一緒・・・。
というか古池はとっくに定年してる年齢では?再雇用されてるのかな?
妻の美香はお弁当屋さんのパートをしています。
美香が考えたお弁当が優秀賞を獲得し正式メニューとして採用されることに。
家族に報告したくて、採用されたメニューを晩御飯に作ろうと準備をします。
でも娘は生理痛がひどくて部屋から出られない。
翔はメイクアップ講習会でメイクを勉強してる同級生と遭遇し、どうしてメイクをしたいのか自問します。
誠は「今から会社出る」とLINEしたのに一向に帰ってこない・・・。
子供が大きくなれば塾や部活などでご飯を食べる時間がバラバラになるよ、とママ友から聞いたことがあります。
でもこれは切ない・・・。
話したいことがあったのに、誰もいない食卓って寂しいです
やっと誠が帰ってきておかずを一口食べて「冷えてるよ」とだけ言います。
萌もご飯の感想は言ってくれません。
おいしいって言ってくれないと、モチベーション下がりますよねー
萌が就活の話をすると、誠は「ゆっくり考えればいいんじゃないか。女の子なんだから。」と無意識にセクハラ発言。
萌は怒りませんが、遠くで聞いていた美香が反応します。
女の子はゆっくりって女の子には時間があるの?そうとは限らないわよ。
美香の過去を話し始めます。悔しい思いをしてきたんだなぁ・・・。
家族っていってもそれぞれ色々あるからご飯を毎日皆で食べようとは言わないけど、いつでも食べたい時に出てきて当然と思われるのは嫌。
美香にもやりたい仕事があったけど、実家を継がなければならなくなったのは悲しかったと思います。
誠たちは、美香が考えたアイデア弁当で賞をとったと報告したかったのだとやっと気づきます。
散歩に出ると、大地と円に会います。
改めて謝罪しますが、怒ることもなくその場を去ろうとする2人に誠は「俺を諦めないでくれ!」と言います。
怒りは受け止める、と言う誠は彼らの気持ちを知りたいと思ってるのでしょうね。そんな言葉をかけられる誠はスゴイな
円の実家はとても厳しい。
大学卒業したらすぐ実家に戻り結婚しなければならない。外堀を埋めるように地元ですでに就職先を見つけてきてる実家の両親。これは息苦しい
大地は母親という味方がいたけど、円にはいない。だから円の悩みの全てはわからない。
大地は円を待つと決意します。
2人を見て、誠は「尊い」と感じます。
おっさんが尊いを理解した!!
お互いを思いやる円と大地、尊いですよねー
改めて母親に「おいしかった」と「おめでとう」と言いに来る萌。これだけで怒ってた気持ちとか全部なくなりそう。いい娘ですねー
誠がおっさんだけど家族を何より大事にしてるように、美香も同じ気持ちでした。
そこで誠は子供たちに協力を仰いで、美香の推しのコンサートチケットをゲットしようと思いつきます。
美香は毎日テレビで観てるくらい大好きなのにファンクラブには入ってなかったんですね。
一般でとるの、めっちゃ難しいですよ
運と根気と反射神経が必要
一般でチケットとれたこと、私はありません
でも家族皆で協力して、チケットが取れましたね
翔がとったっていうのがまた嬉しい。
その報告をするために翔が部屋から出てくれました。
ううう泣ける
そしてそのまま久しぶりに家族で食卓を囲みます。
いい光景だなー
誠にとって、大きな壁をひとつ乗り越えた感じですね