
やっぱり天使の「付き合ってください!」は「できなかったことをいっぱいしましょう」って意味でした。
人生なんて開き直りですから。
派手なことをするのかと思ったら漫画読んだりジャンクな食べ物をいっぱい買ったり。
地味だけどそれが天使の望む「やりたいこと」。幸紀は笑顔の天使を見て「もっと笑ってほしい」と心から思います。
笑顔の天使を見て喜ぶ幸紀も、とても表情が柔らかくなっています。最初の幸紀は目が死んでましたもんね。
笑ってほしいと願う相手って大切な人と言い換えられます。大切な人とずっと一緒にいるために、幸紀はやっと就職が決まります。
ずっと求人募集してる会社って入れ替わりが激しいとかマイナスなイメージがありますが

幸紀は地方の配属を希望し、恩返しをするためあり紗の近くで天使と暮らそうと思っていました。地方配属があったのが決定打だったのかな。
天使は「そばにいたいって言ったじゃないですか」と了承します。
自分の望むことを幸紀が叶えてくれるたびに天使は満たされていきます。
すると時々天使は寂しそうな悲しそうな表情をします。
そんな天使の表情を見ると恐れてた最後がやってきそうで不安になっちゃいますね

それは幸紀も同じなのか、天使に旅行行かないか?と提案します。
こっちの方が似合ってる。かわいいって思ったから。
照れ隠しの言葉を取り消し、思ったことを言葉にする幸紀、とても素敵です
思ったことはしっかり伝えないといけないって身に染みてるんでしょうね。

天使は幸紀以外の人には見えないことは幸紀もわかってるけど、そんなの関係ない。
外で堂々と天使と話してるし食堂は机の上に2人分の食事が並んでます。
幸紀が誰より天使を1番に想ってるのが伝わります。
俺はずっともっと楽しくなりたいよ。お前と。
まっすぐ天使を見つめる幸紀の目があたたかいこと
ずっと天使を愛して生きていきたいと思ってるんだな


生前のSNSは誰にも見られたくない、と言う天使。
誰かに死ぬほど愛してもらいたかったって気持ちが伝わってきていたたまれないので。
だから幸紀のところに降りてきたのかと天使は納得します。
誰かに愛されたいと思ってた天使が誰かに必要とされたいと思う幸紀の元にやってきたのは運命なんでしょうね。
このあたたかい時間が永遠に続いてほしい。すでに涙ボロボロ流して観てました

しかし、幸紀の愛情に満たされた天使は幸紀の前から消えてしまいます。
天使を満足させてしまうといなくなることはわかってたけど、それでももっと天使に笑ってほしいと望んでしまったのは幸紀から溢れ出た愛情から。
天使がいなくなり喪失感凄まじい幸紀は、また荒んだ生活に逆戻り。
あまりに寂しくて「罰なのか」と思うほど。
それだけ天使といた時間は幸せだったということなんだけど・・・失った時の寂しさは計り知れないですね。妄想だと思いたいと思う幸紀の気持ちはわかります。
でもあり紗が訪ねて来た時、彼女が見つけた天使の羽。それは確かに天使が存在して幸紀と過ごしていたことの証でした。
これは泣く。泣かないなんて無理。
突っ伏して号泣する幸紀と同じくらい泣いてしまいました。
天使がいない喪失感はすぐに癒されることはないだろうけど、天使が確かに存在して「与えることができた」という気持ちが幸紀を前に向かせたのかなと思いました。
幸紀はタカシの遺影に手をあわせるため高階さんの所を訪ねます。
タカシの父親がタカシを愛してなかったとは絶対思わない。でも息子が加害者と噂されて彼を守りきれなかったことが悔しい。父親も自分を散々責めただろうな

ラストは天使の羽根をお守りに新しい職場で頑張る幸紀がいました。
不思議なアングルだなと思ったけど、どんな時も天使は幸紀の傍で見守ってるという意味だったんですね。
天使から見た幸紀。頑張ってますねって微笑んでる天使が目に浮かびます。
きっと荒んだ生活を送ってる幸紀の部屋に羽根があったのも、物言えぬ天使が「見てますよ」とメッセージを送っていたのかなと思いました。
とにかく泣きました。目がパンパン。ここまでドラマで号泣したの久しぶりです。
最後まで天使は生前の記憶を取り戻すことなく天に召されていきました。
でもこれは幸紀の愛情だけを胸に飛んでいけたというわけで、これも神様の粋な計らいですよね。
純粋な気持ちで愛し愛された幸紀と天使が、BLではないけどめちゃくちゃ尊かったです

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— ワンルームエンジェル【ドラマシャワー公式】最終話配信中🏠👼 (@one_an_drama) 2023年11月23日
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ドラマ観た後に見たらまた泣けました。手が込んでますね
