NHKは朝ドラだけではなく夜ドラも制作しています。そして夜ドラもおもしろいです。

今期は「ミワさんなりすます」


 

 

原作未読。というか、漫画原作だったんですねびっくり


表紙見てビックリなのが、漫画のミワさんと松本穂香ちゃんが似てますねびっくり


髪型だけじゃなく、顔立ちも似てる気がします・・・。


主人公・久保田ミワは映画が大好きなフリーター。特に世界的俳優・八海崇の大ファンです。

スキルも職もないミワがネットで職探しをしてると偶然八海邸が家政婦募集中ということを知ります。しかし条件(特に八海のファンはNG!)が厳しく応募を断念。
せめてどんな人が家政婦としてやってくるのかと、ミワは八海邸に行くと、屋敷の前でひき逃げ事件に遭遇します。
被害者は採用された家政婦・美羽さくら。
オロオロしてると八海のマネージャー・藤浦に「ミワ」で間違われ、そのままミワは「美羽」として八海邸で家政婦をすることになってしまいます・・・。



最初からミワはなりすまそうとやって来たのではなく、その場の偶然と「八海様のプライベートが見たい」という好奇心から、美羽として家政婦になってしまいます。

といってもミワは家政婦としてのスキルはまったくありません。

さらに八海邸の家政婦は英語が堪能だったり色々条件があります。ただ家事代行をすればいいのではありません。


ミワが敬愛する大俳優・八海崇。

堤真一さんとはピッタリ!日本を代表する俳優だし、登場するだけで緊張感が出ます。

芸能人、それも最推しのプライベートが見られるなら見てみたい。
でもプライベートを公表していない場合、イメージと全然違う生活を送っていたら幻滅するデメリットもあります。


八海崇のプライベートは至って静か。

趣味はボトルシップの制作とか、仕事で身も心も疲れすぎてるのかと心配になりました。


そのボトルシップをミワが割ってしまったり、毎回ミワがトラブルをおこす度に「これでバレたーガーン!!とハラハラしてますが、なぜか結果は好転することがほとんどです。
八海がめちゃくちゃ寛大だからというのも大きい。

それどころか、ミワの最大のスキルである尋常じゃない映画の知識に興味津々になってきます。

いつもテレビや映画館で観てきた大好きな人が自分に優しいとか、そんな世界線がもしあるなら私もミワと同じ選択をするかもしれません。

武田信玄の役作りのために甲冑で過ごすとか役者バカなところが見られるのは家政婦の特権ですよねニコニコ音譜


最初はミワのことを陰気な感じだなと思ってたけど、お人好しな性格が高じて不遇だったことがわかります。
生きることに不器用なミワですが、その優しさと映画の知識が活かされた「泉」という男が八海邸に侵入したエピはおもしろかったです。

八海に会わせてくれと言う泉。完全に不審者だけど、ミワは八海に引き合わせます。

泉は八海のおかげで裏社会から抜け出せ更生できたお礼を言いに来たのです。

そしてミワが泉を八海に会わせたのは以前2人が映画で共演してたことを思い出したからでした。
泉の役はクレジットにも載ってない小さな役、共演といってもほんの少しなのに何度も作品を観ていたミワは覚えていたのです。

こんなに映画を愛してるミワを、八海はますます気に入ります。
そりゃちょっとやそっとのドジなら目を瞑るかなウシシ


もちろん八海が気に入ってるから万事OKではありません。


マネージャーの藤浦はミワをバリバリ疑ってます。


さらにひき逃げに遭った美羽も退院し、ミワの前に現れます。


登場が怖い美羽。ココだけホラー映画のようです。

え、この人、リバオケの奏奈ちゃん!?全然違う人に見えます。彼女は色んな役ができる方なんですね。

今週は美羽がミワのなりすまし生活を掻き乱します。
自分になりすまされてるんだから当然穏やかではありません。美羽はどう出るのか!?


そしてミワと八海が家政婦と雇用主の関係を超え始めていて、オタクにとってはおとぎ話のような気持ちで観ています。


憧れの八海様と仲良くなればなるほど、いつなりすましがバレるかとドキドキしています。