9月15日公開の劇場版を前に、スペシャルドラマがされました。


今回は第1話のリブート版(リブート版ってどういう意味?)と完全新作「タイムカプセル編」の2本立てです。

連ドラ第1話で整が逮捕され警察で尋問を受けてる頃の大学の様子と、事件の容疑が晴れた後のお話が撮り下ろしになっています。
(原作の時系列は違います)



ちなみにタイムカプセル編は原作本11巻に収録されてます。


ドラマではやっと登場!相良レン!!


同じ天達ゼミを受講する同級生。

超陽キャで圧倒的なコミュ力を持っています。整とは正反対笑
しかしトンネルや暗渠が好きという部分もあります。唐突におもしろい質問してくる興味深い人・レン君です。

原作ではアイビーハウス事件で初登場するんですが、連ドラでは風呂光さんに代わってたんですよね。フジテレビのこういうところが嫌い!って当時思いました。




整はレンから日当1万円の変なバイトに誘われます。

何の仕事をするかまったくわからないバイト、やりたいワケありませんが整はレンに半ば強引に連れていかれます。


バイト先は数年前まで学校として使用されていたという旧校舎。旧函館区公会堂をまねして造った建物にレンは興奮します。

整くん、函館に住んでたことがあるので本物の公会堂には行ったことがあるようです。

整は廊下を歩いていると監視カメラで録画されていることに気づきます。


主催者の坂巻洋子。豪邸の管理人で閉校した当時の学園長。



秘書の桐江が配るプリントに書かれた文章を読んで思ったことを書いてほしい、と言う坂巻。

坂巻の桐江に対しての態度がめっちゃキツイガーンもっと優しく言えない?


ここまでで帰りたい人にも1万円をくれる不思議なバイト。私なら帰るだろうな・・・汗うさぎ
 

 



ちょっとバカっぽいレンですが、意外なひらめきを発揮します。日付、曜日、天気でいつ書かれたものかを突き止めたのです。

他にも文章から色や情景、頭の文字列のために不自然な文章になっているなど様々な推察が飛び出します。

坂巻はここでバイトの真の趣旨を説明します。

それは認知症の夫が書いた日記から、行方不明になったタイムカプセルの場所を見つけ出すことだったのです。

整たちには豪邸の地図や30年前の写真や当時の学生のアンケートが配られます。

アンケートはタイムカプセルは生徒会長が埋めたという内容でした。
さらにタイムカプセルを埋めたであろう人物の意味深なアンケート用紙も出てきます。

地図にはマンホールの位置も記されていて、マンホール好きでもあるレンは大興奮。




整とレンは正反対だけど事件を解決するバディとしてはピッタリかも、と思いました。突拍子のない質問をしてくるレンも、頭の中で色んな事を考えてそうです。

ガロくんとは違うタイプだけど整と気が合いそうですニコニコ


整の洞察力と推理で本当は坂巻が認知症であること、秘書の桐江が夫の坂巻行人であることが判明します。
切り絵が趣味、ということで行人は「桐江」にされてしまったのです。

さらに地図とマンホール好きのレンは4つのマンホールを撮影。
それらには春夏秋冬が描かれていて、学校に飾られた行人の切り絵がモチーフになっていました。

それらをヒントに場所を突き止めますが、そこには埋まっていなくて・・・。



このエピソードは珍しく誰も亡くならず、愛し合う夫婦の美しい物語でした。

来るだけで支払ってくれるバイト代。

でも来るだけでいい、ってところがポイントだったんですね。廊下で賑わう学生を見せることで当時を思い出し愛する妻に喜んでもらいたいという夫の想いでした。

タイムカプセルの場所は、よくこんなこと思いついたな!
正直、レンがいなかったら絶対見つかってなかったよアセアセというほど難解でした。しかもレンだけの推理ではタイムカプセルは見つからない、という超難問でしたガーン

タイムカプセル編は全体的にレンが活躍した回になっていましたね。

そして1話に比べると整くんがかわいらしく感じました。淡々とした雰囲気の初回から少しづつ愛されキャラにシフトしていったのかもしれません。

レン役の志尊淳くん、桐江役の塚地武雅さんはイメージぴったりでした。ビックリ爆笑



劇場版では広島編が実写化されます。大好きなエピソードなので観に行こうと思ってますニコニコ

他にも青砥さんの事件や、ガロの妹・愛珠の死までの真相など、おもしろいエピソードはたくさんあります。

劇場版の続編でも続編ドラマでもいいので制作してほしいですね音譜音譜