両親にカミングアウトした悠生。
しかし両親は悠生が同性愛者であることをうすうす勘づいていたようです。
だから軌道修正しようとした。
父親の考えに美咲同様、腹が立ちました。
好きなように生きていいよ、と親は簡単に言えません。悠生くらい真面目で優しい子なら別かもしれませんが。
でももう少し柔軟に育てられなかったかな?
跡取りとか長男だからという考えは、父親からすれば愛情ではなく対外的な面子の問題ですよね。田舎のおっさんあるあるでもある。
それは心配ではなく支配です。
支配を受け入れ生きてきた悠生を思って美咲は意見します。もう家族じゃなくなるんだから言っちゃえ言っちゃえ
悠生の人生の殆どは父親の考えに支配され意見できなかったんだと思うと可哀想に思いました。だからって不倫していいわけじゃないからね。
やっと言えた。2人がいてくれたから・・・。
悠生の言葉に、美咲は初めて周平のことがわかった気がしました。
で、ずっと怪しいと思ってたけど真樹も美咲のこと好きだったんですね。
美咲、どんだけモテるの?老若男女問わずやん。
同時に複数の人と好きになれないのかな?好きには色々あるから。
でも真樹に「美咲に触れたい、キスしていい?」と言われると戸惑ってしまいます。
真樹の望む形じゃないけど真樹を好きになれると思う。と言う美咲に「それって都合良すぎない?」と思いました。
真樹がキスしようとしたら断るんでしょ?でも傍で美咲に好きって言われたら真樹は独占したくなると思いますよ。
好きに色々あるのはわかる。
人として、恋愛感情として、家族愛としてなどなど、色々。
恋愛で同時に好きな人がいる状態って何?って改めてなりました。
浮気性と何が違うの?
共同生活解消する日。
美咲は同時に誰かを好きでいようと宣言します。
悠生は周平と恋に落ちたけど、美咲のことを人として好きでいてくれる。
なら、諦めなくていいじゃん!!
私も同じように2人を好きでい続けたい。
さらに大地に少しでもときめいた自分の気持ちを大事にしたいと言い出す美咲。
ダメダメダメ!!
他人を巻き込むんじゃないよー
さらにさらに真樹まで巻き込みます。
それって皆が美咲のこと好きだから、美咲の考えを受け入れてるだけなのでは??
ホント、私の心はおちょこだからかもしれませんが、周平に感化された爆モテ美咲が自分の思うように生きようとしてるだけに感じました。
寛大なのはみんな美咲に恋愛感情があるからですよ。
美咲は悠生と離婚。でも3人の共同生活は続行のようです。
離婚届を提出する2人を役所の前で待つ周平は泣いていました。
誰にも理解されなかった周平を、大好きな美咲と悠生が理解してくれ、これから一緒に生きていってくれることが嬉しいのかなと思いました。
味方がいるってそれだけで嬉しいし強くなれます。
ゲスい話になりますが、美咲は悠生が好きだけどセックスはできません。それは大地で、ってこと?悠生は周平とってことなのかな?
最初はセックスレスに悩んでたし、女であることを諦めたくないって美咲は悠生と離婚を決意しました。
その悩みを悠生では解消できないから、ときめいた瞬間のある大地に話したんですよね?
周平は美咲のこと好きだけど、それはどうなるの?悠生みたいに人としてって感じではなかったですよ。キスしたし、たぶん性的な意味でも愛情があると思う。そこに悠生は嫉妬しないの??
美咲が周平を好きって言ってるのはどのジャンル?周平に迫られたら受け入れるの?
などなど、ハテナが止まりません
なんか・・・悠生パパと同じ昭和生まれの私には理解できない作品でした
観てる途中で映画「きらきらひかる」を思い出しました。
ゲイカップルとアル中女性の三角関係の物語。
ゲイカップルの受けと女性は結婚するから浮気じゃなかったし、同性愛者を了承して結婚してますが。
やはり女性が夫を好きになったことで関係が崩れていくんですよね。
最後は何となく3人で生きていく道を選ぶけど、こちらの方がまだ理解できたかな、と思いました。