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もう最終回
前回で真犯人LLはエイジの養父・浦島亀一と判明しました。
犯行理由は痛覚麻痺だけではなく、以前から亀一の人格は破綻していて子供の頃から動物虐待を行っていました。
対象が人間に移っていても一歩手前で押し留まっていたけど、痛覚麻痺となり亀一は「神からの啓示」と受け取ってしまいます。
拉致した人間に拷問を行い殺害して自身の痛みを感じ、存在感を見出すことができていました。
しかしその感覚も5人目には麻痺していました。
そんな中、亀一は殺人鬼LLという物語を思いつきます。
主役は八野衣真としていたけど、八野衣の死を目の当たりにしても痛みは感じませんでした。
「八野衣の死は何の意味もなかった。」
次の興味の対象は八野衣の息子エイジへと移行します。
どうしてか、亀一はエイジが二重人格で父親を殺した犯人への復讐を考えてることを知っていました。その上で養子にすることを決め、エイジを本当の息子のように愛します。
愛する息子に殺されることで最高の苦痛を味わおうとしていました。
ここまでの亀一の独白、亀一の「痛み」というある種の快感のためにエイジ親子は利用されたワケです。
本当の息子のように育ててくれたのも最高の快感を人生の最期に味わうため、という身勝手なもの。
Bイチは亀一に銃口を向け、引き金を引きますが結局亀一を殺すことはできませんでした。
亀一のシナリオは最後の最後で崩れたのです。
Bイチは警察に連行され、亀一との会話を録音したスマホを警察に渡します。
これで亀一は一発アウト。快楽殺人、それも何人も殺した亀一はお望み通り死刑になるはずです。
次の場面は雪村京花に対する殺人事件の裁判で、Bイチは証人として召喚されていました。
そこでBイチは「もうひとつの殺人」について話し始めます。
ココ、予告にあってずっと気になってたんですよね
誰か殺されたっけ?あと残ってる人で犯人らしい人いたっけ?
と、ワクワクしてたんですが。
なんとBイチはもう1人の人格エイジを京花が殺したと話し始めます。
・・・なーんだと、まず率直に思ってしまいました
京花はエイジが二重人格だと気づいていて、なかなかLLの息子として殺人をしてくれないのでヤキモキしていました。
そこでBイチが通うメンタルクリニックで話を聞き、Bイチとエイジの人格を統合し、新しい人格にLLの息子として生きてもらおうと考えます。
そのためにエイジに殺人鬼LLは浦島亀一であることを告げたのです。
混乱するエイジ。
さらに京花はエイジが15年前に作り出された人格であることを話し、エイジはショックで倒れてしまいます。
エイジの人格を京花が殺さないと新しい人格は生まれてこないらしい。
でもエイジは「どこにもなかった居場所を京花が初めて作ってくれた」京花のために自ら消滅してしまいます。
(なぜBイチがすべてを知ってるのか?それは人格が統合されたことでエイジの特徴や記憶がBイチに引き継がれているらしい)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
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ラストは以前と同じように大学に通うBイチの笑顔。
養父も義姉も逮捕されたけど、Bイチは養母のところに住んでるのかな?
養母が一番かわいそう・・・。でも亀一の行動に不審に思ったことはなかったのかな?引きこもりの娘に何もしてなかったっぽいし。そう考えると同情心が薄れてきますね
前回で真犯人がわかったので最終回はあまりビックリするところも特になく。
最初が衝撃的でストーリーもテンポ良かっただっただけに、だんだん失速したかなという印象です。
演技力のある俳優さん揃えててもったいないなーと思います。
もう最終回と思ったけど、これ以上長くても良くならないだろうからココで最終回で正解なんでしょうね。
山田涼介くん、二重人格の役だけでも大変だったと思うのに復讐に燃えてたり、殺人犯に翻弄されたりと迫真の演技が凄かったです。
表情だけでどちらかわかるように、エイジの時からちゃんと意識した演技をしてたんですね。
秋元康系のドラマだと続編匂わせるラストシーンで終わったりするけど、そんな感じもなくちゃんと終われたのは私は良かったなと思いました。