遅くなりましたが、先週末は久々の「圭ざんまい」でした。



らせんの迷宮 最終回







静原は槙村を刺した後、研究室に追いこみ室内は爆発。

静原が槙村にナトリウムを撒き水をふりまいて発火させたのです。

遺体は一体だけ。DNAは槙村のものでした。

防犯カメラには静原の白衣を被った人物が逃げるところが映っていました。

警察は静原を指名手配し行方を追うことに。

静原には娘以外に家族はいないので行方の見当がつかない。

神保先生が大学に戻ると、静原からメールが届きます。

やりとげなければならない研究がある。
これは世界を終わらせる研究だ。
君にも力を貸してほしい。



死んだのは槙村ではなく静原だということはなんとなく予想できました。

ではどうして静原の体内から槙村のDNAが検出されたのか?

それは静原が数年前に白血病を患い、槙村はドナーとなったのでした。

ドナーってそう簡単になれるものなんでしょうか?

骨髄提供するんですよね?

てっきり静原と槙村は実は親子でした、という裏設定があるのかと思いました。深読みしすぎました。

骨髄移植した場合、DNAは二人分でるらしいです。


そして槙村の「研究」とは、沙也香のクローンを作ることでした。

神保先生は研究を止めるよう説得しますが、安堂の娘・瑞希を人質にとっていました。

沙也香のクローンに必要なDNAはできていて研究室にあるが、槙村は入れない。代わりに神保先生に取りに行けと脅します。

沙也香のDNAを見つけた時に安堂がやってきます。

安堂は、この数日で恩師を亡くし犯人が友人という衝撃の連続の神保先生を心配していました。

瑞希を人質にとられてることを知らない安堂は神保先生の行動が理解できません。


自分自身に火をつけると脅し、ある本を瑞希に貸していると謎の言葉を伝えます。


クローンは現実に時々ニュースになってますよね。

安堂や静原のように大事な人を亡くしたら、クローンでもいいから甦ってほしいと思うものでしょう。

でもそのクローンにも人格はあり、まったく同じ人ではないのです。


大体、槙村何歳なのよ?

今からクローン胚をどうにかして代理出産させたとして、愛する沙也香の年齢になるまで育てるの大変ですよ?途中でグレたらどうするのよ?


謎の伝言により槙村に脅されてると知った安堂が助けにやってきます。

どんな時でも味方でいる。沙也香さんが昔言った言葉だ。
俺も同じ想いだよ。
何があろうと神保先生の味方だ!


尊い。


そして槙村がクローンを作ってまで沙也香を好きだったのに殺してしまった理由。

沙也香の近くにいたかったのに、彼女はボストン研究員として呼ばれたのです。

引き留める槙村に、沙也香は「神保くんは喜んでくれた」と言います。

沙也香と神保先生が裏で付き合ってると勘違いした槙村は嫉妬から突き飛ばし殺してしまったのです。


生前、沙也香は

二度と会えなくても二人が研究者でいてくれる限りそれが励みになる。どこにいても二人のことを信じてる。大切に想ってるから。

と言っていました。

そばにいなければ愛情とは思えない槙村と、たとえ会えなくなってもそれぞれの夢に向かって走っていればそれだけで力になるという神保先生と沙也香の考え方は根本的に違うし、きっと分かりあえないと思います。

そして沙也香と神保先生は恋愛的な愛情ではなく、深い部分で繋がってる親友だったんだと思います。


槙村は神保先生にとって学生時代は協力して研究をしていた相棒なんだろうけど、今の相棒は安堂なのです。




全7話とは早すぎます。

金曜8時なので家族で観られたし、事件モノですがツッコミどころのある展開なので家族でワイワイ言いながら観てました。

1年半待ったドラマが終わっちゃうの、寂しいなぁ。


そして最後の「DNAが3つ出てきた事件」めちゃくちゃ気になります。


来年でも再来年でもいいので続編待ってます!!