いよいよ最終回

深町くんが特殊能力を身に付けてしまった原因「青い提灯の祭」を調べます。
青い提灯の祭で死んだはずの祖父と会ってから8年。
その間に祖母も亡くなり、深町くんはその村に行くことはなくなっていました。
深町くんは同じ経験をし、同じ能力を持っている遠山に祭のことを聞きますが、人口が減った村はもう祭はしていない、現在は地名も変わっていると言われてしまいます。
前回、青い提灯の祭は巡業してるのかと思ってたけど、深町くんの親と遠山が同郷なんですね。(理解力ゼロ)
「祭のことを知って何になる?私たちにかかった呪いは解けることはないんだぞ」
またも絶望的な言葉を投げ掛ける遠山。きっと辛いことが山ほどあったんだろうな。絶望的な言葉はそのまま自分にも当てはまるんですから。
深町くんは子供の頃、嘘が聞こえて耳を塞いだら祖母が慌てて塞いだ手を持ち、
「そんなことしたら気づかれるだろう」
と怒ったことを思い出します。
田舎は隣近所の目を何より気にしますからねぇ・・・。
高槻先生と健司と一緒に村へ行くことになりました。
観光気分でぶどうやタケノコを買う高槻先生。
深町くんの秘密を知らない瑠衣子はお留守番。
健司の実家が営む古本屋で信州の風習が書かれた本を見つけます。
その中に「のろいの盆踊り」「提灯は青」の記述がありました。
しかも巻弊(未練を残した死者がこの世に戻ってこないようにするおまじない)の絵がありました。
いつも思うんだけど、この世に未練なく死ぬ人っていないのではないでしょうか・・・。
私なんて今死んだらBL関連の円盤や録画を爆破しない限り未練ありまくりですけどね。
祭は5年前に止めていました。
盆踊りをしていたのは山の中。地元の人が「お山」と呼び、お盆には行くなと大人たちに言われている。
祭の時だけ入れるが、8時に終わり、「子供は帰れ。寄り道せずに真っ直ぐに」ときつく言われていた。
そんなこと言われたら見たくなるのが子供だと思うけど。皆、大人の言うこと守って偉いな。
山に入ろうとする深町くんたちを止める老人。
老人の言うことは嘘満載。
山神を知っていて、お盆の間は特別なことがあるから山に登っちゃいけない。やらなくなった祭も実は密かに行っている。
いよいよ祭に潜入。
「死者に顔を見られるとあの世に連れていかれるから」とお面を被ることに。
高槻先生は深町くんに
「絶対に近くにいるから忘れないで。呪いは呪われたと思ったら負けなんだよ。」
高槻先生は深町くんの手を握ります。
守られるのが似合うビジュアルの高槻先生ですが、こういう時はとても頼りになります。
しかし、深町くんはその手をほどいてしまいます。
そこからは深町くんの過去。
しかしちょっと違うのは高槻先生や健司に「嘘がわかるから利用価値がある」と言われてるところ。
「先生はそんなこと言わない」
疑心暗鬼にさせて再び孤独にさせようとしてたのかな?
そうはいかんのだ。
だって深町くんにとって高槻先生は誰よりも信頼できる大切な人なのだから。
提灯の祭で目を覚ました深町くんを助けに来た高槻先生。
この祭、恐ろしい死者の祭ではなく、生きてる人間を守るための祭だったのです。
悪い祭じゃないんだから、もっと伝え方があるだろうに。やはり子供に恐怖を与えて近寄らせないようにする方が効果的なんでしょうね。
それでも代償を払う展開になり、高槻先生は深町くんの手を握り祭から逃げ出します。
ずっと手を握ってるの、めっちゃ尊くないですか?
そこまでしなくても深町くんは助けに来てくれた高槻先生のそばから離れないと思うけど、どちらも手をほどく気ゼロ。しっかり握りあってます。尊い

観光気分で買っていたぶどうやタケノコはイザナギの話に登場するモノだそうで、それらを死者に渡し逃げ切れたようです。
高槻先生、ちゃんと考えてたんですね。
深町くんは遠山に言います。
「俺、孤独じゃないです。友達、家族と呼べる人はいなくても、孤独じゃない。あの祭で大切な人を教えてもらった。」
大切な人は当然、高槻先生。
友達でも家族でもない。それ以上にとても大切。
これ、もう恋では??
高槻先生に何かあったら身を呈して助けるでしょ??
もう恋では??(大切なので二回書きました。)
思った以上にラブラブだった高槻先生と深町くん。
もっと高槻先生がもっとワガママで深町くんを振り回しまくるのかと思ったら、高槻先生は守ってあげたくなるような儚さも持ち合わせていました。
この付き合いたてのようなラブラブ度合いでWOWOWでseason2に行っちゃうんですね。
めちゃめちゃ観たい・・・。