先日深夜のNHKで一挙放送していました。


2000年の作品。




主人公・玲が通う中学校には「サヨコ」という不思議な言い伝えがあります。

3年ごとに鍵が送られ「サヨコ」という人物に選ばれ、3つの約束を果たさなければいけません。
(始業式の朝に花を生ける、文化祭でサヨコを演じる、次のサヨコを指名する)

それが成功すれば大いなる扉が開かれ、3年後にまた新しいサヨコが現れる、と言われていました。

玲の幼なじみ・秋がサヨコに選ばれたと知り、頼みこんでサヨコを譲ってもらえることになりました。

玲は「六番目のサヨコ」になったのです。

サヨコは誰にも知られてはいけません。

しかし始業式の朝、花を生けようと登校した玲ですが、花はすでに生けられ、さらに玲のクラスに「津村沙世子」という女子が転校してきます。

クラスは「本物のサヨコでは!?」と騒然となります。

その後、サヨコを巡って次々と事件が起きていきます。




20年以上前に制作したのにちっとも色褪せない名作です。


ホラーというよりも学園青春ミステリー。


「サヨコ」になりたい子たちが何人か登場しますが、どの子も「今の自分からの脱却」みたいな、中学生らしい理由で。

言い伝えを信じてる純粋な部分や、自分が何者なのかを探してる思春期らしさもあってキラキラ眩しかったですキラキラキラキラ


毎年1人しか選ばれない「サヨコ」がなぜか今年は二人いて、さらに「サヨコ」の約束は次々と妨害されていきます。


文化祭で「サヨコ」を演じる回はドキドキのピークです。

生徒全員参加による劇で、1人一言ずつセリフを言う形式なんですが、観ていて不気味で怖かったガーン
(タイトルも「恐怖の文化祭」でしたアセアセ)

1人1人が繋いでいく言葉がとても不穏で、何かの儀式のようでゾッとしました。



誰が「サヨコ」を妨害しているのか?

どうして今年は「サヨコ」が二人いるのか?

そもそも最初に「サヨコ」を始めたのは誰なのか?


などなど、様々な謎が出てきます。

超常現象?みたいな場面が度々あって、そこは最後までスッキリしないんですが、そこは本物のサヨコがいたってことなんでしょうね音譜



今も第一線で活躍する俳優さんたちがたくさん中学生役で出演しています。


主役の玲役の鈴木杏さんとサヨコ役の栗山千明さんは、ジャンルは違えどとんでもない美少女。



主人公らしく、心が真っ直ぐな元気ハツラツ少女。

玲は原作にはいない、ドラマオリジナルキャラだそうです。ビックリ!!

強引に秋から「サヨコ」を譲ってもらってたけど、なんでそんなに「サヨコ」になりたいのか、おばちゃんには理解できなかったなアセアセ



転校生・津村沙世子。

そりゃクラス騒然になるよ。

超絶美少女!!しかも神秘的だもの。

この沙世子は栗山千明さんにピッタリの役でしたね。




秋は山田孝之さん。

彼もまた超絶美人さん!!

美しかった彼目当てでこのドラマを視聴したようなものです。


めちゃめちゃかわいいキラキラ

20年後は「全裸監督」ですよ。信じられません。




意外や意外、松本まりかさんが出てました。

デビュー作らしいけど、うまいです。

玲の友達で明るく普通の中学生なんだけど、誰も知らないダークな心を抱えてます。

こんな難しい役をデビュー作で演じてたの!?



山崎育三郎さん。

えっ!?この子が!?

このままキャイ~ンの天野くんになりそうなのに、今ではミュージカルの王子様ですよ。

世の中わかりませんね。





毎回流れるオープニングテーマ曲が1番怖かったです汗