「コタキ兄弟と四苦八苦」
真面目すぎる兄とちゃらんぽらんな弟。
ともに無職の二人はひょんなことから「レンタルおやじ」のバイトをすることになります。
ずーーーーーーっとテレ東の金曜深夜ドラマは外れがないですね。
ずーーーーーーっと自動録画してますが、「今期はいいや」ってならないです。
最初はこのドラマがよくわかんなくて、録画されてるから試しに観たらおもしろかった!
「レンタルおやじ」って誰がどんな目的で必要とするの?という疑問がありました。
「おやじ」ですよ?
と思いながら観ました。
バイト始めて最初のお客様。
ビシッとスーツを着て、いかにも仕事できそうな女性が顔から血を流してずっとハンカチで押さえてます。
ハンカチは血に染まり、押さえすぎてやがて手を離してもハンカチはひっついてしまいました。
この人が出てきてから目が離せなくなりました。
なんなん!?この人
でもストーリーが進むとホロッとするんですよねー
「僕はどこから」
これ、BLドラマですよね?
え?
違うの?
って感じで観てます。
今は2話まで進んでますが、1話は主人公の薫のおかれてる環境が悲惨で観てるのツラーって気持ちになりました。
お母さんは若年性アルツハイマーで、介護が必要。
生活は困窮し、コンビニでアルバイトしてます。
薫は小説家になる夢を叶えようと日々小説を書いてますが出版社に持っていっても「作家の完コピばかり。君は自分がない。」と言われてしまいます。
それでも荒むことなく一生懸命母親の面倒をみて慎ましく暮らしていましたが、母親が入院することに。
入院費を払える余裕もなく途方にくれます。
詰んでて観ていてツライ・・・。
そんな時に現れた王子さま
若くしてヤクザの組長をしてる智美。
薫の高校時代の同級生である智美は、薫の特殊能力をシノギに利用しようと考えていました。
薫は「他人の文章を書き写すことで、その人の思考をコピーできる」という特殊能力を持っていたのです。
なんだー利用したいだけかーって思ってたけど、2話で回想シーンがありまして。
最初は屋上で偶然二人は出会ってます。
薫のお弁当のチャーハンを勝手に食べて「うまい!」って喜ぶ智美。
それが嬉しかったのか、特殊能力を使ったのは薫の方でした。
智美のために。
いなくなった妹の捜索に、薫は自ら特殊能力を使って探しだしたのです。
そこから二人は距離を縮めます。
「恩人」と言ってる相手を利用するだけってのはおかしいかなと思ってます。
二人はかけがえのない深い絆が感じられます。
高校以来会ってなかったのに、ドアを開けるとすぐに手を取り合う二人。
薫はすぐに智美だとわかります。
智美から4000万のシノギの仕事も持ちかけられ悩む薫。
同じ頃、出版社からゴーストライターの仕事も持ちかけられます。
「自分は作家になりたいんだ!」
そう結論が出て、受けたのは智美の仕事でした。
これってBLドラマじゃーーーーん