結婚の決意を固めたおしんと竜三。

 

世の中は不景気で、羅紗問屋も順調とはいえませんでした。

 

しかし竜三、「追い出される店のことなんて関係ないねゲラゲラ」って責任感なさすぎますタラー

 

一応社長でしょ?源右衛門だけじゃなくて、従業員もいるんでしょう?

 

私が源右衛門ならブッ飛ばしてるところです。どこまで甘い考えなのでしょう。

 

「おしんの実家への仕送りが済むまで結婚は待つ」という約束も早々に破り、竜三はおしんと祝言をあげて田倉家へ連れて帰ります。

 



おしんが嫌々じゃないからいいんだけどさアセアセ

 

新婚おしんはとてもかわいらしいです。


大変なこともあるけど、幸せオーラがビシビシでてます。

今までにないハッピーおしん爆笑

 

何かと目の敵にされてる源じいとの攻防戦が、今までの世知辛さとか辛気臭さがなくて、明るく笑えるシーンが多いです。




初夜を源右衛門に邪魔される2人。源じい、ちょっとは気使ってー。

 

そしてここでも超人的なおしんのスキルが役に立ちます。

 

実家に仕送りを続けるおしんは出髪を継続、今で言う共働き夫婦として結婚生活がスタート。(この時代は嫁を働かせるのはみっともないらしい。)

 

しかし、仕事に出る前に必ず家事の全てをこなすおしん。これくらい、おしんにとってはお茶の子さいさいです。

 

夕飯の時間におしんの帰宅が間に合わないとなると、作り置きをしてキレイな字で書置きを残します。

 

源じいもある程度の家事のスキルはあるのですが、おしんの細やかな心遣いに触れ源じいの心境がちょっとずつ変わってきます。

 

生まれた時から竜三の世話をしてきた源じいは、竜三から「これからおしんが世話をしてくれるから源じいにもう用はない」と言われるのが寂しいんだよねぇ。

 


そしていよいよ行われる「源じいの嫁認定テスト」

 

そろばんテストは一発クリア。

 

次は帳面づけ。

 

竜三は「おなごは帳面づけなんてせんでいい!」と言いますが、スーパーガールおしんは帳面づけどころか、帳面を見るだけで田倉商会の経営状況がわかるのです。




反物は売れているが、何事も甘い考えの竜三が売掛金の回収をしていないのです。


不景気でコレはやばいです。



 

そして茶の作法。

 

急な来客のためにお茶をたてたおしん。

その完璧な作法に竜三も客も感激し、そして茶の心得のある源じいが感心するのです。

 

今までのおしんの人生を観てきた私からするとガッツポーズです。

源じい!

おしんはこんなもんじゃないぞーヾ(*´∀`*)ノ

 

 

そんなある日、田倉商会に竜三の父・大五郎がやってきます。



源じいが手紙を書き、大五郎が上京してきました。

 

ずっとおしんを気に入らないと思っていた源じいでしたが、大五郎への手紙にはおしんの称賛ばかりが綴られていたのです。

 

源じいはおしんを竜三の嫁として認め、大五郎や清に竜三の結婚の承諾をしてほしいと手紙を書いたと知り私、号泣。

 

大五郎はおしんを一目で気に入り、2人の結婚を了承します。おしん、美人だもんね(*´艸`*)キラキラ

 

源じいは「用なしになったから佐賀に帰る」と言うと、誰よりもおしんが「東京に残ってほしい」と懇願します。急速に仲良くなれたね。観ていてうれしい!!

 

その夜、大宴会をしていると1通の電報が届きます。

 

それは山形の父が危篤を知らせる電報でした。

 

幸せの絶頂から一気に落とされるおしん。

 

大五郎たちに促され、山形の実家へ帰ると兄の家は完成し嫁も来ていましたが、前の家で父親が寝ていることにおしんは憤ります。



父親の心配することもなく、最期を看取ろうと兄弟が集まってるのに「お前らを食わさなければならないんだぞ!」と迷惑がる。

相変わらず兄貴、クズすぎ。

 

兄貴の嫁・とらがまた・・・(-_-;)

きっと貧困農家で礼儀も何も教わらずに今まで生きてきた感じの女性です。

 

そしてとら役は渡辺えりさん。

観てすぐわかりました。変わってなーい!!



父親の願いを叶えるために仕送りしてたのに、父親は新しい家で住むことなく古い家で息を引き取ります。

 

最期の最期、竜三との結婚を喜んでくれたのは数少ない父親らしい一面でした。

 

 

兄貴は小作制度改革の中心にいるようで、父親が死んで間もないのに家で集会が行われていました。

 

「まさか!」と思い、外でいると

 



 

現れた浩太さん!!

 

浩太さんは今も社会運動をしていて、警察に追われる身でした。

 

浩太に結婚を告げるおしん。

 

「幸せに」と、寂しそうな表情の浩太でした。

 

 

父が亡くなり、代が兄貴になればもう故郷へ帰ってくることもなくなります。

 

これから、より一層竜三との東京での生活を大事にしなければならないと思うおしんでした。

 

 

 

今週は竜三の父親が登場。

 

家柄や肩書にこだわる嫁・清の強烈なキャラクターとは反対に、大五郎はとても器の大きい、理解のある男性でした。

 

大五郎役の北村和夫さん。

 

すっごく良い声してますねぇ。

 

息子の北村有起哉さんもいい声。


そして親子で素晴らしい役者さんです。

 

大五郎は佐賀に帰るので、東京にいるおしん達はこれからまた会うことがあるのでしょうか?