いやぁ、疲れた・・・。




 

最初っから最後までずーーーーーーーーーーーーーっと濡れ場。

 

 

これ、映画館で観た人すごいな!と思いました。

 

あんな声やこんな音が大音量。キツい。

 

家で観ててもけっこう気を使ったぞアセアセ

 

 

大学生のリョウ君はモテるけど女性もセックスもつまらない、と思っていました。


そんなある日、バイトしているバーで御堂という女性に出会います。

 

御堂はボーイズクラブのオーナーで、リョウ君は「働かないか?」と誘われます。

 

そして入社試験でのお相手が御堂の娘・咲良でした。

 

「実の娘かよ・・・タラー

 

この母ちゃん、狂ってるなと思いました。最初は。

 

でも最後まで観てると「これは娘が志願したんだな」となんとなく感じます。

 

自分本位なセックスに御堂は不合格と言いますが、咲良の助け船が入ってリョウ君はボーイズクラブ「クラブ・パッション」で男娼として働くことになります。



 

 

リョウ君は「普通の大学生」となってますが、観てると全然普通じゃありません。

 

このクラブに通うお客さんは色んな性癖を持っています。

 

高い料金を払ってお客様は自分の奥に秘めてる欲求を満たそうとします。



 

ホント、色んな人がいるね・・・。

 

でもリョウ君はぶっ飛んだ性癖を持ってるお客様をガンガン受け入れちゃいます。

 

海のような心のリョウ君です。

 

そこまで場数踏んでないはずなのに、どんなお客様でも全然ひるまず受け入れるリョウ君に逆に私が引いてました(笑)

 

 

そして最初はつまらない毎日に表情も乏しかったリョウ君はだんだんと目がイキイキしてくるんです。

 

生きがい感じてるなーキラキラ

 

 

リョウ君にボーナスをくれる客が現れ、彼はVIPクラスに昇格します。

 

同じVIPのアズマ君にお祝いだとクラブのVIPルームに連れていかれます。



「この仕事をしてる奴はどこか皆歪んでる」とアズマくんが服を脱ぐと無数の切り傷が体中にありました。

 

彼がVIPでいられるワケはお金持ちの変態に需要があるからでした。

 

アズマ君は「リョウは普通だから」と言うけど、ここでもリョウ君はアズマ君のご奉仕をガッツリ受け入れます。

 

全身舐め回されて興奮しちゃってます。リョウくーーーん!!!



何でも受け入れすぎーアセアセ


でも尊いラブキラキラ

 

アズマ君は同性愛者というよりも、自分の性癖を満たしてくれるなら男でも女でも構わないタイプのような気がします。

 

男性なら力があるから「ボクの骨折って!!」って言えるし、非力な女性ならカミソリで傷つけてもらうって感じなのかな。想像ですが。

 

性ってマジ奥深いですね。

 


アズマ君役の猪塚くん。



ご存知「ポルノグラファー」で主役を演じていました。

 

綺麗な顔でお相手がどちらも男性だけど、普通の大学生も頭の配線がねじれた男性も違和感なく演じられてます。


アズマを演じるって相当難しいと思うんです。


痛み(それも尋常じゃないやつ)を快感に感じるなんて、一般的ではないですから。サイコですやん。

 

何やっても「中の人」っていう役者さんより、染まれる猪塚くんは素敵ですね。

 

もっとドラマに出てほしいハート

 

 

こういうクラブでのお客様は年齢層が高めですが、リョウ君のストライクゾーンが年上の女性だったから問題なく接客ができました。

 

それにはリョウ君の亡くなった母親が関係していて、彼はなかなかのマザコンだったようです。

 

その心はだんだんオーナー御堂に向けられていました。



しかし、御堂は彼を拒絶し代わりに娘を差し出します。

 

 

クラブは法令違反の仕事をしているので御堂は逮捕されてしまい、リョウ君は御堂からの手紙が娘から手渡されます。



 

御堂はエイズだったこと。

咲良は娘だったこと。

御堂は昔娼婦だったこと。

またリョウ君の母親も娼婦やっていて、仕事の途中で倒れて亡くなったこと・・・。

 



最後の聞きたくなかったわー。

 



男娼しているから母親がやっていても抵抗を感じない、と思ったのかな。

 

「そうか。僕と母さんは同じ仕事を・・・(しみじみ)」

 

みたいになるかな。

 

うーん、よくわかりませんでした笑い泣き

 

濡れ場のオンパレードの作品ですがAVのようかというよりも、けっこう滑稽に描かれてるなと感じるところもあって。

 

どうでもいいけど、松坂くんの腰のケアが気になりました。

 

腰痛めると治すの大変だからねぇ・・・。