冬休み最後の日、子供が前から観たがっていた「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」を観てきました。
(それにしても長いタイトル・・・)
いつもブログを拝見させていただいてるへにゃこさんから「映画に戦兎×万丈でますよ♡」と教えていただき「それ絶対観ないと!!」と観に行くことになりました。
戦兎×万丈は前シリーズ「仮面ライダービルド」の主役&ヒロインカップルです。(勝手に言ってます)
いつも二人は一緒(*´艸`*)
軽口叩き合いながらもお互いなくてはならない存在なんです。
ビルド本編ラストは二人のことを誰も知らないパラレルワールドにいっちゃったので、その気持ちは強くなっているはず。
そんな萌え萌えシーンがまた観られるのねー♡♡とウキウキしながら鑑賞。
鑑賞して最初に思ったこと。
ストーリーむっず!!!
おもしろかったんだけど、難しかった・・・。
主要なライダーは現シリーズ「仮面ライダージオウ」と「仮面ライダービルド」なんですが、出てくる敵?やストーリーに重要な役割を果たす「イマジン」ってキャラは「仮面ライダー電王」のようで。
イマジンは願いを叶える代わりにその人間に乗り移って時間をタイムスリップできる・・・で合ってますか?
電王観てないので、設定理解するのに必死な私。
さらに仮面ライダージオウの時空設定も合わさってパニックになりそうでした。
あらすじは・・・
平成ライダー第1号「仮面ライダークウガ」が登場した前日、一人の少年が行方不明になります。
それから18年後、仮面ライダージオウことソウゴ君と仮面ライダービルドこと戦兎の仲間たちが次々と記憶を失っていく異変が発生していました。
そんな時にシンゴと名乗る少年が彼らの前に現れ、少年を追うアナザー電王とアナザーダブル(敵です)と戦うことになります。
するとその場面に出くわした青年アタル。
彼は仮面ライダー好きで「僕は仮面ライダーを引き寄せるんだ」と不思議なことを言います。
アナザー電王とアナザーダブルはタイムジャッカー・ティードによって登場した怪物。
ティードは仮面ライダーすべての歴史を葬り去ろうと企んでいて、そのためにはシンゴが必要なのでした。(どうしてか、は映画で説明されてましたが、いまひとつわからず)
シンゴは実は行方不明になっていたアタルの兄で、アタルは仮面ライダーに兄を見つけてほしいとずっと願っていました。
そんな時に「イマジン」が現れ、アタルは「仮面ライダーに会いたい」とお願いをしたのです。(←お兄ちゃんを見つけてもらえばよかったのに、と思ってしまった私)
ティードはアナザークウガアルティメッドとかいうラスボスらしい感じになり、世界はどんどん破滅の道に進んでいくのですが・・・。
って感じです。
「イマジン」って鬼みたいな顔してたからてっきり敵だと思ってたら、そんなことなかったです。
しかも声が滝藤賢一さん!!
ビックリ!!
聞いたことあるなーって思いながら観ていて、途中で「滝藤さんだ!」と声出てしまいました(;´∀`)
あと、ネットでも話題になった仮面ライダー電王こと佐藤健さんが出てました。
最後にちょこっとかと思ったら中盤に思ったよりも長めに登場してました。
電王観てないからよくわかんないけど、電王ってあんなアーティストっぽいビジュアルなんですね。
ストーリーの鍵になってたのが「クウガ」だったから私的にはオダギリジョーが出てほしかったです。
で、最大の見どころ戦兎×万丈のイチャラブは健在。
万丈をバカバカ言いながらも愛情ダダ漏れの戦兎。
ラストもラブラブでバイク乗ってるシーンも忘れず流してくれました。
絶対主腐層狙ってるわ、スタッフ。ありがとうございます!!
劇中に出てくるアタル君。
仮面ライダーが大好きで、でも大人になるにつれて「仮面ライダーって虚構」と思い始めるところは観ている私たちと同じ立場ですね。
アタル君に「仮面ライダーは虚構」だと言われ衝撃を受ける仮面ライダージオウのソウゴ君。本人なんだから衝撃受けるのも当然です。
でも戦兎や電王も言ってましたが、覚えているという「記憶」こそが仮面ライダーという存在を本物にする、というメッセージは観ている私たちに言ってくれてることなんだなーと思いました。
仮面ライダーは応援してきた子供に勇気や元気を与えてきました。
ジオウがライダーデビューの子供にも、クウガから追っかけてる大人にも仮面ライダーが唯一無二のヒーローである事実は変わらない、そこにフィクションだの現実だの関係ないんです。
ずっと仮面ライダーはそばにいるんです。
途中の設定の難解さに泣きそうになりましたが、ラストの戦兎たちが私たちに投げかけたメッセージにはジーンとしました。
家族連ればかりなのにエンドロールが歴代ライダー(変身前の役者さんも)の懐かしい画像&すべての主題歌をひとつの曲にミックスされていて、そこもめちゃめちゃ楽しくて誰も席を立たなかったのが印象的でした