何週間前の話だってことですが、やっと観たので感想を。
まさかのBLーーーーーー!!
いつもケイ&祐太郎のブロマンスっぷりにばかり注目していたので、予想外。
でも冒頭から意味深だったもの。
サトシは思い詰めた表情で「やっぱり彼女に伝えたい」と言います。
一緒にいる友人・宮田は「知らない方が幸せってこともある」とサトシの意見に反発します。
その雰囲気がねー。
宮田がポンとナッツを投げつけるけど、サトシは怒ることなく困った顔をします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180904/23/chihiak0123/94/8b/j/o1080081014260533975.jpg?caw=800)
なんだか彼女に無理難題言われて困っている彼氏のようでした。
でもお話はとっても切なかったです。
今回の依頼人・サトシのパソコンが操作されなくなり、死亡確認のため向かった祐太郎はそこで彼が事故で意識不明であると知らされます。
その時出会ったサトシの婚約者・百合子はサトシとは幼なじみ。
とっさに祐太郎は小学校の同級生だったと嘘をついてしまったのでサトシが入院している病院に連れていかれたのです。
百合子は「せっかくだから今度は祐太郎に付き合う」と二人は一緒に過ごすことに。
彼女は最初から祐太郎が同級生だなんて思ってませんでした。
でも正体を知るために色々サトシのことを嘘付きながら、その話を合わせる祐太郎をジッと観察していました。
祐太郎がdele.lifeだとわかると、依頼の取り消しを申し出ます。
困った祐太郎はケイに電話しますがケイも元カノとデート中。
祐太郎は百合子としばらく一緒に行動することに。
百合子はサトシとの昔話をしてくれます。
嘘をついてサトシを呼び出し、デートしたこと。(サトシはしぶしぶ来てくれた)
サトシは頭がよかったのにランクを落として百合子と同じ高校に入ったこと。(そこにはもう一人の幼なじみ宮田も一緒)
宮田はサトシと百合子が話ている時は遠慮して輪に入ってこなかったこと。
最後まで観たあとこのシーンを観ると
「あー・・・百合子ちゃん・・・」
って気持ちになります。
最初にBLってネタバレしてますが、百合子が婚約者だというのは嘘です。
彼女が勝手に言っていたことでした。
祐太郎は宮田と会ってその事実を知ります。
百合子には他に婚約者がいたのです。
彼女はずっと「なんで?」と思っていたと思います。
幼なじみであからさまに好意を寄せているのはサトシもわかっているはずなのに、サトシからは何も言ってこない。
なんでだろう。
そして、他の人に告白されたことを告げてもサトシは何も言わない。
お互い、本当のことを言うと何もかもなくなると思って言わなかったんですね。
そばにいられることすらできなくなるなら、言わないでおこうと思ってたんだなぁ。
ううぅ胸が締め付けられます
ラスト、サトシの意識が微かに戻り、
彼が手を差し出した先は宮田でした。
ここですべてを察する百合子ちゃん。
せつねぇぇぇぇぇぇ。
サトシが消したかったデータ。
それは宮田との思い出だったんだと思います。
祐太郎も「愛の証」って言ってたし。
自分では消せない、でも死んだ後に残っていては宮田にも迷惑がかかるかもしれない。
誰かを傷つけるかもしれない。
そんなところだろうなぁ。
今回は珍しくデータ消去をしませんでした。
百合子役の橋本愛ちゃん。
昔から美人だけど、今も凄まじい美人です。
そして賢い役がとっても似合います。