調布駅前にある、千早デンタルクリニック です雪の結晶


今回は5分で読めるデンタル情報をお伝え致しますひらめき電球



~ 齲蝕(=虫歯)について~



歯の健康に対する社会の認識は少しずつ進歩してきており、昔のようにひどい虫歯でどうにもならなくなるような症状の人は少しづつ減少しているようです。

いろいろな利点を持つデンタルケア商品も市場に多く出回るようになりました。
でも、進行が遅く、痛みの自覚が現れにくいタイプの虫歯は減っていないのが現状です。

かつて治療した箇所がいつの間にか再び虫歯になっている、というケースが大人ではいちばん多く見られます。
その治療について考えてみましょう。



一度治療した虫歯も再び悪化することがありますが、一度失った永久歯は二度と取り戻すことができません。

一般に永久歯は乳歯に比べて丈夫で、とくに歯の表面の硬いエナメル質は乳歯の倍ほどの厚さで石灰化が強く、さまざまな外界の刺激に抵抗できるようになっています。
虫歯の進行も乳歯ほど早くはありません。



しかし個人差もあり、また食生活の変化などの影響もあって、一概には言えません。

虫歯は、物を食べてから3分くらいして虫歯のバイ菌が食べかすを腐らせて酸を形成し、この酸が歯を溶かして作られると考えられています。
虫歯の進行も乳歯に比べおおむね遅く、いつの間にか危険な状態になりやすいのです。

成人周期では、どちらかというと歯の表面よりは歯と歯の間で歯肉周辺など見つけにくい場所が主で、進行した状態で発見されることが多く、自己チェックが不十分になるようです。