今週になってから色々ありました。
何から書いたらいいか分からず、書いては消し、消しては書いてを繰り返していました。
詳しくはまたいずれ昨日までに書いてきて保存してあるものを出したいと思いますが、とりあえずのご報告だけしたいと思います。



どうやら息子にはあまり時間がないようです。
ここまでよく頑張った、夏休み前まで普通に学校に行けていたことは奇跡だと言われました。


最期をどこでどう迎えるのか、家族や沢山の方々と沢山話し合ってきました。
家族内での協力なしに看取ることは不可欠なので、息子本人の意思も踏まえて在宅の先生を交えて話し合い、家で看取ることに決めました。
息子には今の詳しい状況や残された時間のことなど何も話さず、今出来るなら何がしたいのか、何を食べたいのか、それを一つずつ叶えていくようにしていくことにしました。


がん研の主治医からは本人にきちんと話してやりたいことをさせてあげることを提案されましたが、本人が聞きたくないことをわざわざ聞かせてまでやりたいことを聞き出してもやりたいことを叶えることができないのであればかえってガッカリさせてしまうので、今やりたいことで出来ることを一つずつ叶えてあげることで家族の意見が一致しました。

それには在宅の先生の協力も必要なので在宅の先生とは何度も話し合い、家にいても病院にいるのと同じ安心感が得られるように設備なども手配することになりました。


この1週間でいろいろなことが急ピッチで進んでいます。
未だにこの変化に気持ちが付いて行きません。
私以上に長男も長男なりに弟を看取るための覚悟をしなければいけません。
それを背負わせてしまったことは申し訳なく思いますが、何も知らせずにいる方が酷だと思い一緒に考えてもらいました。
最期まで息子が息子らしく生き抜くために家族が一丸となって息子を支えなければいけません。
どうか私たち家族が最期まで私たち家族らしく、息子を息子らしく生き抜かせるためにご支援いただければと思います。
よろしくお願いします。