お互いの顔写真を交換したが、思った通りWの顔はブサイクだったしチンピラみたいで引いた。アプリのプロフはTAKAHIROを劣化させたような顔だったから良い方だったのにな。私はイケメンを求めてるわけではないけど、無理な見た目の人を受け入れるほどの器は持ってない。


でも、Wは私の顔を気に入ってしまって。


W『めっちゃ可愛いやん!』


私『写り悪いやつだけどね』


W『綺麗やな!しかもエロい顔してる笑』


私『性欲ないけどな。てか、プロフと違うね顔とか』


W『そーかー?今髪染めてないからちゃう?』


私『多分違う。髪染めてプロフのようになるんなら染めてほしい』


W『えー、この県の美容室ってみんな失敗しそうやん?』


私『偏見にも程があるだろ。この県だって広いんだぞ?おしゃれで上手な美容室なんて腐るほどあるわ』


W『こんな田舎の県絶対失敗するやろ』


私『じゃあ東京の美容室行けば?』


W『一緒に着いてきて!』


私『無理だわ』


グダグダしてるから私は彼とのツーショの写真をWに送った。


W『俺はカッコいいとは思わへんし、そいつの服装ダサいわ笑』


私『ダサいかな?田舎民はみんなこんな感じだしダサいとも思わないけど。寧ろカッコいいと思うけどね』


W『ダサいやろ。服装大事やで?』


私の心の声(お前はどうなんだよ。お前の顔と見た目こそダセーだろ)


私『でも若く見えるでしょ?』


W『まぁ若くは見えるんちゃう?』


私『好きになっちゃいけないのに好きな気持ちがあって辛いわー』


W『俺が彼氏になれば忘れられるやん!』


私『いや、無理だね』


W『だめかー笑 そいつより愛あげれるで?』


私『愛とかじゃなくてさ』


私の心の声(愛とかじゃなくてお前の見た目が無理すぎるんだよー)


W『苦しむ恋でいいんやな?』


私『いいよ別に。頑張っても一緒にはなれない人だし』


W『向こうはもう冷めてんちゃう?』


私『知らん』


W『いつ会える?』


私『家事育児忙しくて無理っす』


W『他の人とSEXするなよ?俺だけな?』


私『なんで?うちら付き合ってないんだから勘弁してよ。それに貴方とする気ありません』


W『え?そーゆうのとちゃうかった?』


私『違いすぎるね』


W『俺勘違いしてたんか笑』


私『友達としてよろしくです』


W『そーゆうことね笑 で、いつ会う?』


しつこいんだよまじで。即ブロック。タイプじゃない人にしつこくされるほど嫌なものはないよね。執着心も強くてストーカー気質っぽい。殺人未遂してる人だしまじで無理。