ラブホで話したことを書く。ここで私はBに少し沼ってしまった。男は言葉より行動と知りながら。


B「千春の誕生日はどこでも行きたいところ連れてったる!あとVUITTONのバッグな!」


私「嬉しい」


B「もちろん子供も一緒にな!」


私「いいの?」


B「当たり前やん!」


私「ありがと子供も嬉しがる」


B「今度は子供の行きたいところ連れてくからな!」


私「ありがと」


事後でもこういうこと言ってきたから多少は私に気があるのかなと思ってしまった。ただのヤリモクならやる事やって終わったらさっさと帰るでしょ。


私「高校卒業してる?」


Bは33歳で格好もチャラいし金髪だったから聞いてみた。


B「夜間高校ですら落ちたで。だから働いた」


頭悪すぎなんですね…でも経営して儲かってるなら中卒でも関係ないよねなんて思ったり。


B「中学は学級委員長だったけどな」


私「え、まじ?」


B「いや?真面目な人。ヤンキーとどっちが好き?」


私「学級委員やってたようには見えないからさ」


B「やってへんよ笑 暴走族の総長やったから特攻服3つ持ってんで。ハロウィンは、ちはるも俺の特攻服着て歩こうな」


私「何で私も特攻服なのよ」


B「ちはるって元ヤン感がすごいあるで?」


この言葉は何人にも言われてきた…元ヤンとか嬉しくないんだけど。目力が菜々緒みたいってよく言われる(菜々緒ごめんね)。


B「俺温泉好きだから一緒に行こうな!ディズニーの年間パスポートも持ってるから並ばずに済むんやで」


私「いいなぁ」


B「いくらでも連れてったるから」


B「千春は離婚せんの?」


私「今離婚しても住むところないから…」


B「実家は?」


私「ない」


B「じゃあ俺がアパート借りてやるからそこに住みな」


私「うん」


B「ちはると子供が幸せに暮らしていける分はあるから。俺は奥さんには働いてほしくないから働かんでもいいからな?」


私「働けないのよ今体調崩してて」


B「でも旦那が月11万の給料ってヤバない?俺の社員は全員58万渡してんで毎月」


私「58万?」


B「うん。俺はもっと貰ってるけどな。俺の親別居してて今年離婚するから今母親の家の家賃と光熱費俺が支払ってる」


私「そーなんだ」


ん?待てよ。こいつ大阪と福岡に実家ではない持ち家があるって言ってたけど嘘か?両親が別居中ってことは大阪と福岡に父と母が住んでるってことよね?こいつも虚言癖あり?


B「俺少年院に入ってた時、勉強しまくってさ」


え?え?なんて?少年院?何したわけ?もぅこいつの言ってること何が本当で何が嘘かわからない!!


私「私ウエディングドレス着たことなくて。今年1人でウエディングドレス着て写真撮ろうと思ってんだ」


B「俺と撮ればええやん」


こうやって思わせぶりクズは甘い言葉をたくさん言ってくる。言葉だけね。で、私みたいにクソ旦那にストレスが溜まっていてどうしようもない精神状態だとまんまと騙されてしまう。ワンナイトで終わろうと思ってたのに、Bの甘い言葉に目が眩んでしまった。


でもさ、Bは自分の話はたくさんするのに私のことは全然聞いてこなかったんだよね。私と結婚したくて幸せにしたいのなら私の子供の名前教えて?って聞くでしょ?写真見たいなとか。子供の誕生日は?とかね。今まで真剣に付き合った人は全員そうだったよ。名前覚えてくれて誕生日も覚えようとしてくれた私の子供の。でもBは子供何年生?息子と娘?としか聞いてこなかった。


段々わかってきた。思わせぶりなクズがする言動と本気の人がする行動を。Bはトイプー2匹の写真を私に見せてきて名前も教えたのに。


もぅこーなったら福岡の人なのかも大阪の人なのかも私が住んでる県の人なのかも何もかもわからなくなってくる。全てが嘘な気もしてくる。