久々に会った友人と別れた後、電車に乗って帰りました。

私の前に座っていた十代位のかわいらしい女の子が、菓子パンを食べ始めました。

最初は電車の中で食べるなんて・・・

と思いながら見てみぬふりをしていたのですが、その子の足元には紙袋いっぱいの数十個の菓子パンが入っていたのです。

ただお腹が空いて食べている訳ではない事が感じられてきました。

パンを持っている指には絆創膏を貼り付けてあり、血が滲んでいました。

拳には多数の吐きダコのようなのが痛々しく残されていたのです。

その手は止まることなく次から次へとパンを口に運び、もうひとつの手は流し込むための物かペットボトルを持っていました。

何か私の中で苦しい気持ちが沸いてきてしまいました。

何もしてあげられない自分。でも声をかけた所で『あなたに私の何が分かるの!?』と

言い返されちゃうかもしれません。

見ないようにはしていましたが、

見ているこっちが吐いてしまいそうなくらい大量に食べていたのです。

きっと電車を降りたら吐くのだろう・・・・

その子が電車から降りようとした姿を見たら、

本当に本当に小さな体でやせ細っていました。

表情は普通に見受けられましたが、本当はつらい何かを抱えているのではないのでしょうか?

人は育った環境や影響で色々な人生を歩みますが、

自分に起きた出来事は人によってすごく大きな物だったり、それが他の人にとってみれば大した事ではないものであったり

するのでしょう。

友人がそういうことで悩んでいたら助けてあげられないかな?私に何かできないかな?

友人じゃなくてもだめなのかな?

私はただの偽善者なのでしょうか?

これ以上言葉が見つかりません。

こういう思いを抱えたまま、また明日はやってきちゃうのですよね。