近ごろ馬鹿みたいに本を読んでいる。今週は１３冊。活字中毒と誰かが言っていたのを聞いたことがあるが、まさにそれ。どういう訳か、文字を追いたくて仕方がない。
私はあまり集中力がない。学校の通信簿にも、「集中力にかけ、一つのことに真面目に取り組めない。」などとよく書かれていた。
そんな学生時代、初めて文庫本というのを自分で買い、読みだしたのが、星新一さんのショートショートだった。
現代、過去、未来、色んな状況下で次々と起こる突拍子のない出来事。
短い話しに込められた奥深さに、ためいきをつき、時には首をかしげ、その不思議さに夢中になった。
四半世紀ぶりに読み返した星新一ワールドは、全く色褪せず、その頃感じたワクワクをより色濃く映しだしてくれる。
何より、相変わらず集中力に欠ける私には、ピッタリのショート読み切りが満載♪
ああ、懐かしい～と思ったあなた、久しぶりにいかが？
