ご覧いただきありがとうございます
久しぶりに着物のお勉強会に行きました♪
昨年の春頃、結城紬のお勉強に行った大阪の「芝蘭堂」さんです
(ちょうど一年ぐらい経ってますね)
ちょうど素敵ブロガーtaitaiさんが行かれるとの事で方向音痴の不安で(笑)ご一緒させてもらう事になりました。
なんば高島屋でサクッとランチ
ふらっと入りましたが、こちらは「お茶」の大好きなチコに嬉しい紅茶専門店のカフェでした
「小洒落たカフェのサンドイッチって映えるけどお味はイマイチなのよね〜」を覆す美味しさでした
(また行きたいお店です。次は茶葉買おうっと♪)
さて、泉佐野までやってきました…
芝蘭堂さんの迎え花は水仙の投げ入れ
素敵ですね〜
玄関先にも…
ちょっと早く着いたので、お着物の展示を拝見…
「わ!これ素敵」
「この色なに〜!?好きやわぁ」
とか何とか言って騒いでたら(笑)こちらの着物達が後程、講座に再登場…
人数が多い為か別棟「新川家」に移動して、さぁ始まりました
初めてお目にかかりました私の拙ブログよりよっぽど詳しく、分かりやすく、講座の様子をレポートされてます。
皆さんご紹介されてる下村社長(絹糸の会社)がすっごい方で
紬の着物は、
☆糸の種類(生糸、真綿紬糸、座繰り糸、撚糸、etc…)
☆織り方(縦糸に何を使うか横糸に何を使うか、どう織っていくか)
☆デザイン(先染か後染かetc…)
などの行程で価値が決まる(値が決まる)と…
そもそも昔の繭糸は細いから軽く、今の繭糸は太くて丈夫だけど重いとか…原点回帰で昔のような繭糸を作ったのが有名な「小石丸」だとか…
(皇室で育ててるやつ)
紬の種類の詳しい説明も見本を見せながらすごい知識量…さすが
牛首紬のこと詳しく知れた〜
紬の種類や違いが分かると自分が何が好きでどこに惹かれたのかその特徴とかも分かるから
欲しいものが分かる買い物しやすくなる
って事ですね
縦横紬糸だからザックリ素朴な風合い
ムガシルクは光沢が全然違うルーペで見ると糸が発光してます。でも節が存在感あってザックリ感もあって同じ光沢系の牛首とはまた違うんです…
赤城紬…は恥ずかしながら知らなかったのですが、縦横共に玉繭だけを使っているのは赤城紬のみだそう(玉繭とは双子ちゃん繭です)
繭を初めて見ました
おぉ!色も艶も全然違いますね
糸からしてそれぞれに違う…
本講座が終わってから下村社長に貴重な生地サンプル見せていただきました
左上は博多織の紬地で、右上は「美しいキモノ」に乗ってた帯地、下作品は人間国宝?有名な作家さんもの?
糸も織りも凄いけど色も凄い
志村ふくみ、洋子さん達の作品…
やっぱりキャパオーバーでパンク寸前でした
(こんなに充実してて1500円の受講料は破格ですね)
ご一緒していたtaitaiさんがまた博識だったのでちょいちょい助けていただきました
ありがたや〜
(二人共夢中で自分達の写真を撮るという事は完全に脳内忘れ去っていました)
さて、着物…
・レース雫半衿(いちりん)
・謎紬(着物クローバー)
・縮緬帯揚げ(井登美)
・紬袋帯(柚鈴桜)
・奈良組帯締め(道明)
柚鈴桜さんから連れ帰った珍しい西陣織の証紙がついてた紬の洒落袋帯
本日初お目見え紬の講座だし紬✖️紬で…
やっぱり二重太鼓締めやすい…
またお邪魔できればな、と思います♪