今年は龍を祀ってる

十和田神社に初詣。

年末から全然雪が降らず

十和田湖へ行く怖い道もスイスイ。







おみくじは「小吉」。
仕事運、恋愛運、ほぼすべてに
【騒ぐな】と。
えっ?!意味不明。
何故か命令口調(笑)


【十和田湖の恵比寿大黒島】
十和田火山の際に溶岩が流出したもので辛い環境の中でも生育できる植物が
生えている。(五葉松など)

あまりに寒くて乙女の像まで行けない。すぐそこなのに😅

【八郎太郎物語】
むかし奥羽山脈のふもと草木(鹿角市十和田草木)に八郎太郎という身長六尺の若者が住んでいた。
彼は「シナノキ」の皮をはいで売って生活していた。
ある日八郎太郎は友人3人でシナノキの皮をはぎに十和田湖へ向かった。 
八郎太郎が炊事当番のになった時、水を汲もうと川のほとりで岩魚を見つけた。3人で一匹ずつ食べようと焼いた。 しかし、匂いが良すぎて友人を待てずに全部食べてしまった。
すると八郎太郎の口の中が焼き付くほどに渇いて、汲んできた水を飲み干した。
それでも渇きは止まらず川に口を付けたまま飲んだ。
ふと水面を覗いてみると八郎太郎の姿は火の玉のような目をした蛇身に変わっていた。
やがて帰ってきた二人は小屋に帰ろうと言ったが、八郎太郎は「俺はもう魔性となった。水から離れることはできない。親たちによろしく」といい、三十余丈(90mあまり)の大蛇となり流れる沢を堰き止め湖を作った。
そうして八郎太郎は静かで深く眠るが如き紺碧の湖、十和田湖の主となった。

長い年月が過ぎた時、南祖坊という修行僧かわ弥勒の出世を願って熊野詣をしていた。
満願の夜、社前で眠っていると白髪の老人が現れ「お前の願いを聞き届けよう。しかしそのため龍身となること。ここ(鉄のわらじと杖を置く。杖の赴くままに歩き、このわらじとおなじものがあるところがお前の永遠の住処である」と言って消えた。
南祖坊は津々浦々を歩き雄大で神秘の湖、十和田湖についた。
ふと見ると洞窟に草鞋がある。
「ここが神様のお告げの場所か。」と法華経を詠んだ。
すると湖底より天地に轟く声で「立ち去れと言う。
南祖坊は「お前こそ何者だ。神様のお告げで私は湖の主となる」と答えた。
八郎太郎は「ここは俺の住処だ。立ち去らないと一飲みぞ」といい南祖坊に襲いかかった。
けれど南祖坊は静かに数珠をもみ法華経八巻をとなえ大蛇めがけて投げつけると一字一字が剣となって突き刺さった。
七日七夜の戦いに八郎太郎は鮮血を流しながらどこへともなく逃げ去った。
そして十和田湖は南祖坊の永遠の住処となった。
御倉半島の五色岩、千丈幕、赤根岩などには八郎太郎が血を引いて逃げた血痕の跡がある。

十和田湖を追われた八郎太郎は米代川を堰き止め鹿角盆地を湖にしようもしたが、大湯に集まった神々に阻止され米代川を下り八郎潟にたどり着き主となった。


最後にお世話になっている
八幡平神社へお詣りして。
今年もよろしくお願いいたします。


元日、能登半島地域を襲った地震で
被災された方々が一日も早く
日常を取り戻せますようにお祈り
申し上げます。

岩木山神社には後ほど…