コツコツ続けていることが実を結び、夢が叶った。


ただ叶うだけじゃない。続いてく。


あの子たちがお腹にいたときのような、感動で心が震える瞬間を感じた。


大げさだけど。

あっ。生きてて良かった。そう思った。


亡くしてから。

産んであげれなかったときから、生きてることの罪悪感は常にあり、想い出すあの子たちには表情がなかった。


それが、夢が叶った日から。

ママ良かったね。と。

顔は浮かばないけれど、笑顔で喜んでくれてる。

そう感じる。


ヒロ氏の妻とか、ザウルスの母とか。

誰々のなに。とかじゃなくて。

子供を亡くしたわたしではなく。


○○のハルと。


しっかり自分の世界を表現できるツールを武器に、私の人生を作ってる。


そう思えたことが、あの子達への変な負のこだわりを叩き壊せたような気がして。

ずっと止まってた時間が、ようやく動きはじめた気がした。


そんな私を祝福してくれてるんじゃないかなぁ。

だから想い出すあの子達が笑顔に思えるのではと。


そんなの、私の幻想。

分かってる。


だけど、あの子たちに抱く愛情から辛さが軽くなった。


長かったし。

辛さがなくなることはないだろう。


でも。

人生終えるとき、迎えにきてくれるはずのあの子達に、ママめっちゃがんばって人生楽しんできたよ。

そう、言えるきがする。

胸張って会える。そう思えたことに泣けてくる。


良かった。

苦しいときに楽しむ努力して。


楽しく生きることは尊く美しい。