◇更新履歴

V1.0：2015.2.7 初稿
V1.1：2016.4.5 ミュージシャンを追記

V1.2：2020.02.12 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び所有CD画像を掲載、千春のコメント掲載（前半）、松山千春選曲コレクションアルバム『思い出』収録データを記載

V1.3：2020.02.15 千春のコメント掲載（後半）

V1.5:2020.03.15 松山千春コレクション『思い出』収録箇所の掲載

■ 「ワンシーン」　編曲者：夏目一朗
2009年5月20日リリースアルバム『偶然と必然』の7曲目

◆レコーディングミュージシャン
01. ギター（AG）：丸山ももたろう
02. ドラム：島村英二
03. ギター（EG）：松原正樹
04. E.ベース：河合徹三
05. E.ピアノ：夏目一朗
06. ストリングス：RASH　ｂｙ　TAKASHI　KATO
07. Oboe：庄司さとし

◆所有収録CD画像

◆2020.2.11＆15　夢野旅人

2020年2月9日放送のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」でのコメント（前半）

しかし、この3月25日発売な、松山千春コレクション『思い出』。

この中から聴いていただいているんですけど。

うーん、やっぱりバラード。

ま、自分で聴いていてもな、安心する部分もあるんだけどな。

うーん、それと何枚もの、何枚もじゃない、何十枚だな。

アルバムな、昔のアルバム聴きながら、「あっ、この曲、この曲」とかね、「あっ、これいいよな」。

要はさ、俺の場合さ、詞、歌詞、難しい言葉はほとんど使いません。

もうみんなが普段使うような言葉で、あの遠回しな言い方もしません。

ストレート、思ったことをドーンと。

な、これは私の最大の特徴だなと思いながらね、自分でな、「なんてお前は素直な奴なんだ」ってね、言い聞かせながら聴いてましたけどね。

次に聴いていただく「ワンシーン」という曲なんですけど。

これ、俺好きなんですよ。

ところがな、どのアルバムに入っていてかな、タイトルも浮かばなかったんだよ。

えっー、そしてねいろんなアルバム聴いているうちに、「あっ、あった」。

「『ワンシーン』だったんだ、こいつ」みたいなね。

いや、みんなにもあったよな、ワンシーン。

もう忘れたくても忘れられないワンシーンがあると思いますが。

松山千春「ワンシーン」

2020年2月9日放送のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」でのコメント（後編）

いや、ま、作った自分でさえね、俺の場合、ギターもってボローンと弾いて、そうするとメロディーと詩が一緒にでてくるタイプなんだ。

うーん、ま、ほかにはいないと思うぞ、こんなタイプ。

今の「ワンシーン」という曲の中でさ、～いつまで愛してくれてた僕を～

もう、このフレーズ大好きなんですよ。

これ女子、言われたらどうやって答える？

いつまで愛してくれてた、俺のことを？

「最初から」とか言われてな、なんだ好きでもなかったのか、みたいなね、ガクッとする場合もありますしね。

うーん、それこそ2月9日まで、みたいなね。

そうやって、はっきりと言われるとさ、9日になんか俺やったんだなみたいな、な。

な、これ答える女子も困る質問だよな。

～いつまで愛してくれてた僕を～な。

そして、～同じ人を好きになってもいいの～

な、これはね、男としてですよ、ま、別れることになったんだけど、何度、お前のことを好きになってもいいよな、そういう想い。

俺は逆に男のほうが未練たらしい、恋愛に関して名。

女子のほうが意外と割り切る。

ま、男は女々しい気持ちを抱えなが・・・。

そうしないとな、同じ人を何度も好きになってもいいの、っていうフレーズは出てこないもんな。

ま、そうやって考えれば、3月25日発売が楽しみですし。

うーん、松山千春コレクション『思い出』は、いわゆる万人、みんなにできれば聴いてもらいたい。

松山千春のイメージはそれぞれあるでしょうけど、こんなに恋愛をストレートに歌っている奴はいないと思いますんで。

な、もうほんとに男女構わず、いわゆる老若男女な、構わず聴いてもらえたらと思うわな。

もちろん、ま、高校生が聴いてだぞ。

な、いわゆる思春期だからな、あ自分もこんな経験をするんだろうか。

それとか、淡い恋心と、やっぱり大人になってからの恋心は、また違う部分が、あるからな。

若い奴が、もしな、これらの曲を聴いたりするとさ。

自分の姉ちゃんがなんで苦しんでたんだろう、あっこういうことがあったからなんだ、とかな、いろんなことがわかってくるじゃないかなと思います。

そういうことを一生懸命、91曲6枚組な、一生懸命聴いて作ってる間に新曲までできてしまったんだよ。

新曲についてはこちらをクリックしてください

◆2015.2.6-7　夢野旅人

2015年2月1日放送の、ラジオ「松山千春 ON THE RADIO」で、「俺が好きなメロディーライン、いい歌だと思う」と紹介されたワンシーン」。

この曲を初めてきいたとき。

イントロでリズム隊が入ってきた瞬間、「愛は物語」が浮かんだ。

それがファーストインパクトでした。

～いつまで愛してくれてた僕を～

男は往々にしてその答えを捜す。

～君にとっては全て過ぎた思い出～

男はいつも自分にそういいきかせる。

そこまでは共感できた。

だけど、

～同じ人を何度も好きになってもいいの

そんな日が来ることを　夢見てみよう～

分からなくもないが、言葉にするとちょっと・・・。

同性である自分がそう思うのだから、女の友人にバッサリ切られた。

柔弱。

未練がましい。
気持ち悪い。

それらをきいて、
お前たち、女子にはわからんか。

男の繊細な心理を。

とは、反論できなかった。

前述のフレーズと、

～答えはいらないいつか再び逢える日まで～

の結び方が、未だにしっくりと来ない。

～若すぎたのかな　お互いに

どこかでもう一度　逢えるよね～

～もし　もう一度　逢えたなら

すべて　うまく　やるんだ　～

と歌う「情熱」は内省的ではあるが、どこか清々しさを感じる。

「ワンシーン」とは対照的である。

この曲に漂うどんよりした男の女々しさ。

その部分をどう感じるかで、評価が二分する曲だと思うのです。

◆J. 松山千春全作品に思うこと～2005-2009松山千春全作品解説10

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「松山千春 『ワンシーン』に思うこと～松山千春 全作品解説 204～V1.5」S2817NF

「松山千春『ワンシーン』に思うこと～松山千春全作品解説 204～V1.5」S2817NF