「松山千春 『ラプソディー』に思うこと~松山千春 全作品解説361~V1.1」S3308

 

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◇更新履歴
V1.0:2015.09.29 初稿
V1.1:2015.12.28 記事の追加(ツアー終了につきアメンバー記事と統合)

V1.2:2020.02.02 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のCD画像、歌詞を掲載 

 

■ 「ラプソディー」 編曲者:萩田光男(萩田光雄)
1993年9月21日リリースのアルバム『夏の終わりに』の6曲目/全11曲

 

◆所有CD画像

◆レコーディングミュージシャン:後日、追記
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. パーカッション:
07. サックス:
08. ストリングス:


◆2015.12.28(12.6) 夢野旅人
2015秋のツアーでは、26年ぶりに「ラプソディー」も歌われた。

今回のツアーで久しぶりに歌われた曲が多々あった。

が、データ的に一番レアだった演奏曲は「粉雪」でも「涙」でもなく、この「ラプソディー」でした。

 

レビューと重複しますがリリースは1993年ですが1989年春に自分が知る限り一回だけ弾き語りで歌われています。それ以外、歌われた確認が取れていない曲のひとつでした。

ゆえにフルバンド演奏は今回が初演となります。


今年の春。

還暦、そして来年40周年を意識しているのでしょう。

ツアー中、滞在先のホテルでも自身の歌を聞いていたという。

そして大阪で当日、急遽歌うこととなったのが初演となった「メロディー」でした。


80年、90年代は、毎ツアーごと、新曲以外で初演となるナンバーが2曲ほどレギュラーで歌われていました。しかし2000年以降は、初演の曲よりも馴染みのあるヒット曲、代表曲、キャニオン枠が優先されていただけに、イレギュラーとはいえ、今回のツアーの選曲は新鮮であり、インパクトがありました。


「時代をこえて」や、「私の明日には」、「風よ人よ」、「白い花」、「風に抱かれて」といった本丸 までには届きませんでしたが、驚異した一曲でした。

 

◆2015.9.29 夢野旅人

1977年2月に、「谷村新司のライオン・フォークビレッジ」で、弾き語りで歌われた「風の中(で)」

レコードになるまでに4年半を要した。

 

「ラプソディー」が、アルバムに収録されたのは1993年。

ステージでは1989年春に弾き語りで披露されている。

その際、タイトルはおろか、さした説明もせずに歌い始めた記憶がある。

 

それから、リリースされるまで4年を要している。

タイミングを外すと、デットストックとなる傾向が強い千春には稀なケースだった。

 

あの曲、レコーディングしたんだ。

アルバムを再生して、この曲が流れたとき。

すぐに分かった。

歌詞よりも、メロティーが特徴的だったからです。

 

ラプソディー=狂詩曲。

誰がタイトルをつけたのだろう。

私の一番綺麗な時代を捧げたあの人へ。

さようなら。

あのころの一番綺麗だった私を返してよ。

あのころに戻してよ。

そんな嫌味の一つも言いたいけれど、あなたのことばかり考えていた毎日だったわ。

涙が楽しい思い出と変わることさえ、さびしく思えるわ。


すぐに忘れられる。そんな恋ではないけれど、一からやり直してみるわ。

 

悲しいけれど、さびしいけれど、何もかもが幸せだったわ。

今でもそう思っているわ。

私の一番綺麗な時代を捧げたあの人へ。

さようなら。

 

と歌う「ラプソディー」。

誰にも一番綺麗な時代がある。

その時間はとても短く、そして愛しい。

この季節に、誰かに捧げた愛は、恋は盲目と、自分でも笑ってしまうほど、一途で純粋。

信じながら、疑い、ときめきながら、怯えている。

滑稽で、美しく、嬉しくて、哀しい。

 

そんな恋愛のメロディーは、狂詩曲・狂想曲なのでしょう。

この曲をきくと、よくつけたタイトルだと思うのです。

 

◆歌詞

さよなら私の一番綺麗な 時代を捧げたあの人に 

戻せるものなら戻してごらんと 嫌味のひとつもいいたいね 

 

あの人のことばかり 考えてた毎日 
今すぐに 忘れられる そんな恋じゃないけど 

さよなら私の一番綺麗な 時代を棒げたあの人に 

お願い伝えて 幸せだったと…私が愛したあの人に 
このまま逢わずに この町離れて ひとり一から始めるわ 

頬つたう涙さえも 時が過ぎて楽しい思い出と 
変わることが ほんの少し寂しい 


あの人のことばかり考えてた毎日 
今すぐに忘れられる そんな恋じゃないけど 

さよなら私の一番綺麗な 時代を捧げたあの人に

 

◆G. 松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説7~1992-1995

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