「松山千春 『あたい』に思うこと~松山千春 全作品解説57~V1.2」S2207NF

 

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◇更新履歴
V1.0:2014.03.18 初稿
V1.1:2014.04.01 松山千春選曲ベストアルバムの収録有無を追加した

V1.2:2020.01.30 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び 所有のCD画像、歌詞を掲載

 

■ 「あたい」 編曲者:清須邦義
1979年5月21日発売のアルバム「空を飛ぶ鳥のように野を駈ける風のように」のLPB面3曲目(CD8曲目/全10曲)。

 

◆レコーディングミュージシャン(後日、追記 < 一部のミュージャンの日本語変換できず>楽曲個別ではなく、アルバム『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』全体のクレジット)

01. ドラム:鈴木正夫
02. ギター(AG):清須邦義、松山千春
03. ギター(EG):沢健
04. ベース:松本英二
05. キーボード:大原茂仁
06. パーカッション:斉藤不二男

 

◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ・アルバム

◆所有収録CD・アルバム

◆2014.3.18 夢野旅人

今は、少なくなったが、
ステージでよく以下のように笑いをとっていた。

「俺はね、視力はいいんだ。 2階席。 お前たちの顔もよく見える。 そうそう今、手を振ってくれた黄色い服を着た・・・そこのブス。(笑い)」

客席の距離を近づけるための千春流のリップサービスである。

 

昔、ツイッターもブログもないころ。

自身のホームページで千春ファンらしき人のコメントを見つけた。


ライブの最中にブスといわれ笑われた。

もう彼のコンサートには行かないと憤慨していた。


それをみたとき。

ファンでも洒落が通じない人もいるんだと思ったものでした。

千春で言えども、女性に対してブスは禁句かと。

 

「あたい」。

仮題は「ブスのテーマ」。

発売前の告知の一部には「ブスのテーマ」と記されている。

 

ちなみに、90年代に入って北海道のステージで、

千春が、前列の女性にどんな唄がすきだと訊いたとき、彼女は「ブスのテーマ」といった。

それを聞いて、千春も「あたい」のことを言っているのが分かった。

 

この歌に出てくる女子は、

鼻が低くスタイルも悪い、とぢらかといえばブスな女子。

料理や洗濯、掃除も駄目。  
なのに彼は足が長くハンサムで優しい。

彼のためならば、どんなこともしてみせるという。

 

要は女は外見ではなく内面なんだよというメッセージソング。

コミカルなアレンジで歌う。


そのくせ千春はライブでこう笑わす。

「女はみてくれ。 内面は後から同にでもなる。 だけど外見はどうしょうもないんだから」

 

客は笑う。

自分には無関係のように笑うわけです。

さすがお姉さまたち。

些細なことは気にしない。

でも冒頭のファンではないけれど、外見にコンプレックスを抱いている人にとっては笑えない話だとも思う。


男はさあ、ブサイクでも小綺麗にして、腕に技量とかあれば、あれば何とかなるわけですよ。

歌詞にブスが二回でてくる「あたい」を、果たして女性ファンはどう思っているのか。

男としては気になるわけです。

 

「あたい」は、キャ二オン枠(コンサートの前半で歌われるキャ二オン時代の楽曲)として、よく歌われる。 弾き語りだと景気づけのように歌われる。

ツアーにおけるフルバンド演奏の初演は1985年秋。 

~だから とても(トゥ) とても(トゥ) 心配(ハー)なんです~

~だから とても(トゥ) とても(トゥ) 幸せ(ハー)なんです~
~だから 彼が(トゥ) 彼が(トゥ) 大好き(ハー)なんです~
~トゥ トゥ ハー~


この歌には、松山千春の楽曲としては初めてとなる女性コーラスが参加している。

ただしコーラスのクレジットはアルバムに記載されていない。
男の自分にとってもさして魅力のある歌ではないが、このトゥ トゥ ハー。

のコーラスは、女性ヴォーカルで一度聞いて込みたい気がします。

 

◆歌詞

あたい ちっとも美人じゃない 鼻も低い方 どちらかといえば ブス 
あたい ちっとも美人じゃない スタイルも悪い方 どちらかといえば ブス 
だけど あたいの彼は 背が高く  足が とても長く ハンサムで 

だから とても とても 心配なんです 

あたい 彼と歩いていると 少し早足で チョロチョロ ついてゆくわ 
あたい 彼と歩いていると 通りすぎる人 クスクス 笑ってゆくわ 
だけど あたいの彼は やさしくて  いつも あたいのうでを ひっぱって 
だから とても とても 幸せなんです 

あたい ちっとも美人じゃない 鼻も低い方 どちらかといえば ブス 
あたい 料理 洗濯 掃除 ちょっとにが手です どちらかといえば だめ 
だけど あたい彼の ためならば  どんな 事もできる してみせる 
だって 彼が 彼が 大好きなんです

 

A. 松山千春全作品に思うこと~1977-1980 松山千春全作品解説1

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