「松山千春 『帰郷』に思うこと~松山千春 全作品解説2~ V1.3」S2115NF
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◇更新履歴
V1.0:2014.02.05 初稿
V1.1:2015.11.23 ミュージシャンを追記
V1.2:2018.08.14 文章を是正
V1.3:2020.01.29 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び 所有のCD画像、歌詞を掲載
■ 「帰郷」 編曲者:清須邦義
1979年5月21日リリースのアルバム 『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』のB面2曲目、(CD7曲目)に収録
◆レコーディングミュージシャン(後日、追記 < 一部のミュージャンの日本語変換できず>楽曲個別ではなく、アルバム『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』全体のクレジット)
01. ドラム:鈴木正夫
02. ギター(AG):清須邦義、松山千春
03. ギター(EG):沢健
04. ベース:松本英二
05. キーボード:大原茂仁
06. パーカッション:斉藤不二男
◆所有収録アナログ・アルバム
◆所有収録ミュージックテープ・アルバム
◆所有収録CD・アルバム
◆2014.2.5 夢野旅人
今朝は寒かった。 移動のとき、口ずさんだ曲は「情景」。
ライブ映えするいい歌なのになぜ歌わないのだろうとか思うも、あまりの寒さですぐに自然と「こんな夜は」へ。
~眠ってしまおう こんな夜は~
朝から寝ちゃいかんだろうと「寒い夜」へ。
で、思った。
夜ぱっかだよな、さすが夜型、チャンプ・松山千春さま。
岸田智史の「きみの朝」みたいな曲ってないのかね。
「愛のぬくもり」・・・明治乳業「明治ラブ・エース」のCM。
おばちゃんが牛乳配達するシーン・・・あれが朝の歌か、と。
もとい。
~朝もやをぬけて汽車は走る~
「帰郷」。
友人がSTVラジオで放送された2012年の十勝のライブ音源を聴いて云った。
「帰郷」は、
もはや神の域に達しましたね。
神といった表現は安易。
けど、安っぽくなるので嫌いなのだが・・・頷けた。
2006年春のコンサートツアー『再生』。
このツアーにおけるハイライトは「輝く時代」と「帰郷」の弾き語りだった。
「帰郷」が歌われるのは1984年秋のツアー『愛を贈る』以来、22年ぶりだった。
そのときは。本編二部の一曲目でバンド演奏だった。
2006年と2012年のライブビデオに二度収録されているため、錯覚を起こすかもしれないが、
この曲の演奏頻度は実は低い。
当時は、この曲の魅力に気がついていなかったが、2006年の弾き語りは琴線に響いた。
現在の歌声、歌い方のほうが味があった。
6年後の十勝野外での一曲目。
特段、期待していた曲ではなかった。
が、地元十勝での野外スペシャルライブ。
大人の夏休み=盆休み=帰郷
一曲目として納得のできる選曲でした。
昔の艶のある声だからこそ、輝きを保つ歌もある。
けれど現在の千春だからこそ、輝きが増す歌もある。
その代表格と思える一曲です。
ちなみに友人だが、十勝のライブ前日に会場へ下見に行った。
リハーサルをやっていて、「凡庸」ほか数曲のメニューを知る。
電話ごしで「(もう一人の友人)何々さんの喜ぶ曲やりますよ」という。
何々さんの喜ぶの言葉で「凡庸」だとわかってしまった。
おいおい、云うなよと。
で、もう一言。
今までコンサートで聴いたことのない歌
を歌っていました。
で、自分は考えるわけです。
その友人がコンサートに行きはじめたのが1983年春。
大作か・・・いや言わなくていい。
初期か、中期か、近年か・・・いや言わなくていい。
プラスかマイナスか。
もちろん、プラスですよ。
という。
それから、わくわくしながら考え続けていた、ら。
数時間後に彼に会うと、
そういえば過去に歌っていました。
おいおい、それもライブが終わるまでいうな。
それが、「帰郷」だったわけです。
それにしても、過去歌った曲を忘れるとは、まだまだだなと。
「帰郷」。
今度はツアーにおいて久しぶりにもフルバンドで聴いてみたいものです。
◆歌詞
朝もやを抜けて 汽車は走る はるかな道を 僕をのせて
疲れた心を いやすように 汽笛は響く 野山越えて
やがて 青い空がのぞき もうすぐ帰る 僕のふるさと
わずかな荷物が 僕のすべて まぶしい日射しが 時を笑う
朝もやを抜けて 汽車は走る みなれた景色が 窓をとびかう
忘れかけた 僕の笑顔 もうすぐ帰る 僕のふるさと
何も言わず 何も聞かず もうすぐ掃る 僕のふるさと
A. 松山千春全作品に思うこと~1977-1980 松山千春全作品解説1
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