「瀬尾一三、吉田拓郎と長渕剛、中島みゆきを語る。~中島みゆきは、我がままだから最初、仕事は一緒にやりたくなかった。~20120年1月14日放送 TBSラジオ『伊集院光とらじおと』 V1.1」S6633

 

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◇更新履歴

V1.0:2020.1.14  初稿

V1.0:2020.1.15  中島みゆきに関するコメントを掲載

 

■瀬尾一三、吉田拓郎と長渕剛、中島みゆきを語る。~中島みゆきは、我がままだから最初、仕事は一緒にやりたくなかった。~20120年1月14日 TBSラジオ『伊集院光とらじおと』

2020年1月14日 11:00~ 放送 「伊集院光とらじおと」

 

1. アレンジャーとしての立ち位置について

2. 吉田拓郎について

3. 長渕剛について

 

4. 中島みゆきについて

伊集院: 中島みゆきさんとは、どんな関係ですか。

瀬尾: いや、だからアーティストとプロデューサーという関係で。

もう32年になります。 すごいですよね。

 

伊集院: 出会ったときはどんな感じなんですか。

 

瀬尾: 出会ったときは、こんなに続くとは思ってませんでしたけども。

僕の勝手な いろんな人からの噂で、あまりいいイメージがを持ってなかったので。

いろいろわがままとか、ヒステリックだとか、難しい人だとか、いろいろと、はい。

そういうのを、ミュージシャンとかスタッフから聞いていたので、絶対に僕とは合わないと。 

絶対に合うと、お互いに察しあうと思って。

 

伊集院: ここは、まずいことになると。 

っていうことは、どっちからですか。 真ん中の人から?

 

瀬尾: 中島さんのスタッフ、レコード会社のプロデューサーから「一度会ってくれ」と言われて、会いました。

でも一応、その人の顔を立てないとダメなんで、「シングル一枚だけやってみますけども、それでダメだったら、ごめんなさい」って言って、で、会いました、本人と。

そしたら、すごく、なんていうのかな、全然、イメージが違いまして。

 

ただ結局は、ま、よくあるスタッフとかが、面倒くさいから、あのその人の意見を知らないでごちゃごちゃダメだ、ダメだと言っている、この業界によくあることですね。

これは彼女の言っていることが、ごくまともだったので、同じ方向を見ているな、ということがわかりましたので。

だから、全然そこからは、もう気が付いたら32年やってました。

 

伊集院: そこって、本当に紙一重の差じゃないですか。

クオリティーを上げたいんだ、ということで無理難題をいう人は、さっき言った二人三脚の歩調の合わない人からししたら、そりゃわがままというのが一番、楽ですよ、自分の主観で。 だけど、お互い一歩先の、出し合いたいとなってくると、そんなすごいパートナーはいないですよね。

 

瀬尾: そうですよね。 一番、お互いの線引きがはっきりとしているということですね。役としての線引きが。

だから、彼女は曲を作って僕のところに持ってくると、打ち合わせをした時には、それはもう完全に録音までは、彼女は一切、口出しません。

で、録音の時に初めて・・・ で、彼女は、僕のやり方は、彼女はリズム隊録るときは一緒に歌も歌います。

同時に歌います。 生なんです。

 

伊集院: 今はトラックこどに、もう、ね・・・

瀬尾:  みんなバラバラでオケができたらカラオケで歌うとか感じでしょ。

僕は一緒に録ります、歌と。

 

伊集院: 今のレコーディングって、すごくて細切れで、一つの音だけ録りな直したりとかできますけど、それはやり方としては、違うと。

瀬尾: できますけど。

 

伊集院:それは、やりかとしては違うと。

瀬尾: 僕と彼女の仕事は、ミュージシャンと一緒に、せーの、で録ります。

 

伊集院:なにかそのCMの間もその話させてもらったんですけど、なんというのかなミスと味ってぎりぎりの所にあって、ラジオでも、録音で録ったときに、ミス全部切ると、人が喋っている感じがしなくなる。 かといって噛みまくっているやつは聞きづらい。 

あの判断って、プロデューサーとしてはどこなんですかね。

 

瀬尾: そうですね、そこを間違えないようにしないと、ミスがいいわけでもないし。

それが、どうやったら、えくぼに見えるか。

可愛いね、というエクボに見えるんだったら十分だと思うので。

それがエクボだから直さなくていいよ、と言えば。

 

伊集院:きっとね、僕が、僕自身の評価、これは筋肉です、というのと一緒にやっている担当医がそれはぜい肉というのを、そこって、プロデューサーに忖度しないハートがないと、変な方に寄りますもんね。

 

瀬尾: そうですね。 だから、こちらは、常に、それの説明も、なぜいいかということも、言えるようにちゃんとしますし、はい。

ここの、これが、僕はいいと思うから、だから、それは、あくまで、そのアーティスにもそうですし、ミュージシャンにもプレイに対しても、これはエクボだよ、と言います。

 

伊集院: いい関係だな。言ってもらえると、エクボだって信じられるし、その人も。 

あと迷ったときに、これはOKなんだと言ってもらうためにも、私は一人で作っているわけじゃない、二人で作っているだという・・・。

瀬尾: そこのところで、第三者としての自分、僕の意見を取り入れてくれる、それが信頼関係だった思いますし。

 

伊集院: ほんとそんなんですよね。 結局、大勢で作業していても、大勢でやっている意味がないプロジェクトって結構、出てきちゃいますしね。

瀬尾: あります、あります。 やっぱり船頭は一人のほうがいいです。

 

伊集院: そうですね。

 

◆2020年1月14日 11:00~ radiko 伊集院光とらじおと(2)

http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20200114100000

関東圏であれば、らじこで放送から一週間、無料で聞けます。

 

◆長渕剛x伊集院光2017年8月16日、21日 TBSラジオ『伊集院光とらじおと』

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