◇更新履歴

V1.0：2015.08.04 初稿
V1.1：2015.11.09 記事の修正と追加

V1.2：2019.10.20 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のアルバム画像、歌詞等を掲載

■ 「タイニーメモリー」　編曲者：戸塚修（オリジナル）/飛澤宏元（リメイク）
オリジナル：1983年11月5日発売の『眠れない時代』のLP A面3曲目（CD 3曲目/全10曲）

リメイク：1986年10月25日発売の『旅立ち』のA面2曲目（CD2曲目/全10曲）

*1983年9月21日発売の柏原芳恵の17枚目のシングル（編曲：石川鷹彦）

◆レコーディングミュージシャン

◆プロモーション・アナログシングル

◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録CD・アルバム

◆所有収録CD・アルバム(リメイク・V86）

◆2015.11.9 夢野旅人

昨夜のラジオ「松山千春 ON THE RADIO(緑効青汁のアサヒ緑健提供)」NACK5。

久しぶりに千春の口から、自分は、初めてきくエピソードが語られました。

放送は、他の歌手に書いた曲（「タイニー・メモリー」、「白い雪」、「この生命の限り」）が紹介されました。　柏原芳恵の「タイニー・メモリー」を紹介した後に語られたコメント。

「この唄、曲作って、南こうせつが熊本・阿蘇でやっていたサマー・ピクニックにゲストで呼ばれて、弾き語りで歌った。

ああ、阿蘇の山には染み渡るなと、思いながら歌った思い出がある」

自分の歴史については疎い千春ですが、このコメントのシーンは鮮明に蘇っていた話し方でした。

◆2015.8.4 夢野旅人

柏原芳恵に書き下ろした作品で、千春の「流れ星」と同じ日にリリースされた。

他のシンガーに提供した作品の中で、唯一チャートTOP10（最高位6位）入りした作品でもある。

柏原芳恵の「タイニー・メモリー」がヒットしたこともあり、千春のセルフカバーも注目された。

アルバム『眠れない時代』のリード曲的役割を担った。

3年後のリメイクアルバム『旅立ち』にも収録された。

自分も、まだシングル志向の傾向があった。

ゆえに、千春が歌う「タイニー・メモリー」が目玉に思えた。

初演は、阿蘇で行われ南こうせつの野外オールナイトイベント・サマーピクニックでのゲストステージ。　弾き語りで披露された。

その後、83年秋のツアーでも弾き語り。

フルバンドでの初演は84年夏の大倉山。

84年秋にレギュラーで歌われた。

その後、99年夏に弾き語り、2004年秋以来、現在に至るまでフルコーラスでは歌われていない。

ちなみに今年（2015年）の春のアンコール。

リクエストではなく、自らワンコーラス、数公演歌われた。

初めて『眠れない時代』に針を落としたとき。

「あの日のまま」、「逢いたい」が終わり聞こえてきたイントロ。

石川鷹彦編曲、柏原芳恵の「タイニー・メモリー」よりも印象的だった。

ドラムもギターも、千春のヴォーカルも一音、一音が歯切れがよくビビットだった。

その分、硬い印象もうける。

それは、今聴いてみても変わらない。

昨今の千春における、少々、歯切れのない歌い方が気になっている自分にとって、この曲のヴォーカルに懐かしさを覚えます。

tiny。

ちなみに、tinyとsmallの使い分けをこの曲で知りました。

馬鹿だったなと。

本日もありがとうこざいました。

◆歌詞　

涙で　もどれるなら　このまま　泣いていたい　
明日が来ないのなら　それでも　かまわない　
許して　心まで少しづつ変わってゆく私をどうか　
愛して　愛しすぎてたみたい　
貴方以外は　何も　見えずにいたの　
貴方に　嫌われるのは　何より　哀しい事　
さよなら　私だけの　貴方に　する為に　

楽しい事ばかりが　瞳を　あふれてくる　
貴方が　帰らないうち　この部屋　出てゆこう　
許して　貴方の夢に明日に　ついていけない私をどうか　
愛して　愛しすぎてたみたい　
貴方以外は　何も　見えずにいたの　
さよなら　ふるえる指で　ひとこと書きしるして　
さよなら　私だけの　小さな思い出として　

許して　心まで少しづつ　変わってゆく私をどうか　
愛して　愛しすぎてたみたい　
貴方以外は　何も　見えずにいたの　
さよなら　ふるえる指で　ひとこと書きしるして　
さよなら　私だけの　小さな思い出として

◆松山千春全作品に思うこと～全作品解説1982-1984 インデックス3

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