「👑嘘だろ、千春。 サポートメンバーのギターリスト・好永立彦さんの訃報。千春が語ったタツ、全文。」S6417

 

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◇更新履歴

V1.0:2019.09.30 初稿 

V1.1:2019.10.01 千春のコメントを追記 

V1.2:2019.10.02 千春のコメントを追記 

V1.3:2019.10.06 2019年9月29日放送 松山千春のON THE RADIOでの全コメントを掲載

V1.5:2020.09.10 是正 👑を付加 

V1.6:2021.09.25 是正

V1.7:2022.09.25 追記

 

■嘘だろ、千春。 サポートメンバーのギターリスト・好永立彦さんの訃報。千春が語ったタツ、全文。

 

◆2022.9.25 夢野旅人

今日25日、好永さんの命日です。

あれから3年。

あらたまして、ご家族のご健康をお祈りいたします。

 

◆2020.9.10 夢野旅人

令和元年9月25日が好永さんの命日です。

 

◆2019.9.30 夢野旅人

2019年9月29日放送 松山千春のON THE RADIOで好永立彦さんの訃報を知りました。

マジかよ、嘘だろ、つぶやきながら寝付かれませんでした。

今、言葉にできない。

千春は勿論、夏目一朗さんもしんどいだろうなと。

はあ、55歳、早すぎるよ。

 

何枚か、一緒に撮ってくれた写真を探した。

相変わらず、すぐに出てこないよ、ばかやろう。

2004年秋 都内ライブハウスにて(左から、夏目さん、好永さん、春名さん)

ご冥福をお祈りいたします。

 

◆2019年9月29日放送 松山千春のON THE RADIO

あの、ま実は、私事というよりも、俺が毎回コンサートやっていて、エレキギターを、うーん弾いてくれてたタツ。

好永立彦が急死しまして。享年55歳という若さで。

ま、いろんなことがあったんでしょうが、タツを失ったというのは悲しいですね。
 

ただ奴が、ま、俺にくっついてきてくれて、もう27、8年になるのかな。

その間、エレキやアコギやうーん色々、奴なりに勉強しながら上手になってきてましたからね。

 

うーん去年、一昨年くらいに手がうまく動かない。

「いや千春さん、手がうまく動かなくてみんなに迷惑かけるんじゃないかなと思うんですよ」。

タツ、お前ね、確かに手は大事かもしれないけど、お前、ハートだよ、ハート。

な、お前が培ってきたな、「長い夜」であったり「人生の空から」であったり、ありゃもうタツ、お前じゃなきゃ弾けないよ、と言って今年の春も無理して。

 

これから秋に、というときに、早い段階で、タツのほうから、「もう出来ません」って。 

「千春さん、すみません。 もう身体が動きません」。

おうタツ、そういうこと言わないでさ、ね、お前、しっかりよ。

今回の秋は、な、違うミュージシャン連れて行くけど、お前が、な、またやりたいと思ったら、いつ帰ってきても俺たちは向かいいれるぞ。

生半可にな、お前、二十何年も一緒に旅したわけじゃないんだから。

うーん、そのタツが亡くなったというのは、秋のコンサートへ向かう前ではありますけど、ポカンと穴が開いた感じがしますね。

--21:10:12--

 

タツとは1992年、釜石でのイベントで最初にエレキギター、ギタリストとして来てくれて。

な、あの釜石はあれですよ、岩手放送の北口さんが、切ってくれたスケジュールで。

な、今でも覚えてますよ、な。

頑張って歌ってアンコール、な。

みんなも知ってんだろ、俺が歌詞カード見ないと歌えないってことな。

 

演奏が始まって、テンポのいい曲だからな、歌詞カードが違ってたんだよ。

けど、俺は、てっきりその曲だと思って、その曲を歌ってたんだよ。

そしたら、どうもメンバー音が違うぞ、みたいなね。

あっ、ひょっとしたら、これは俺が間違っているのか、

それで途中でやめさせてね、ちょっともう一回、な、やり直そう。

な、もうほんとに若き日のま、思い出といえば思い出ですよね。

 

タツにはほんとに、いっぱい思い出がありますけど。

ま、夏目とタツが同じ愛媛県出身ということでつるんでいたわけですけど。

夏目、お前のアレンジはお前のアレンジとしていいけど、タツにもな、奴、本来はロックンローラーだし、そういう曲をタツにアレンジさせていいかな。

 

と言ったら、本人は「いいえ、とんでもないです」と言っていたけどね。

タツ、俺が頼んでいるんだぞ、お前。

お前がどんなアレンジをしてくるか、楽しみにしてるからさ。

と言って、アレンジしてくれたのが松山千春「Lovin' you」。

 

--21:13:26-

「Lovin' you」O.A

 

 

 

--CM--

--21:18:47-

ま、今日はね、ま訃報というか、うちのエレキギターのうーん、好永立彦。

な、25日の日に急死したんですけど。
 

タツの思い出は、ま、レコーディングも旅も、うーん、いっぱいあるわな。

特に旅しているときやなんかに、うん、タツ、このコードってなんていうだろう、とかね。

うーん、こういう音を出したいんだけど、どうすればでるの。


お前どたいさ、エレキでロックンロールやりたかったんだろ。

そしたらお前、俺の後ろでチマチマ弾いてんの、嫌だろ。

といったら、「いやいや、とんでもないです。とんでもないです。」

けどお前、ロックやりたいんだろ。

「いや、そうなんですけど。 もう全然平気です。大丈夫です。」

何曲か、必ずエレキでガーっと盛り上がる曲はね、チョイスしながら自分もコンサート続けてきましたけどね。


そんな中でもほんとに、よく頑張ってくれたよ。

優しい奴でさ。

あぁビールが好きでさ。

ビールばっかりだもんな、あいつな。

びっくりしますよ。

その飲みぷりたるや。

 

21:20:36

・ラグビーワールドカップの話

21:24:30

ーん、うちのタツは、ま、スポーツは何でも好きだったし、やっぱり野球かな。

うーん、野球のことはアイツ、やたらと詳しかったな。

誰々といったら、「どこどこの選手です。」な、「何年前の甲子園に出た選手」とかな。

お前、もっと違うこと覚えろよと言いたくなるくらい、最高な奴でした。

タツがアレンジしてくれた松山千春「恋ブギ」。

 

「恋ブギ」松山千春O.A

 

 

 

--CM--

21:49:03

ま、今回はうちのバンドのエレキギター・好永立彦 55歳、急死ということで。

ああ、アイツとうーん、もう二度とな、ライブすることないんだと思ったら、寂しいなという気持ちになりますしね。

やっぱり周りでな、若い奴が、うーん、亡くなるというのは、なんか理不尽な気がしてさ。

ま、どうせ俺たち、理不尽な世の中で暮らしているわけだからな。

それを受け止めて、穏やかな、な、そして豊かな毎日を送っていかなければいけないんだな、と思いますけどね。

 

ま、形はどうであれ、タツ。

立派に往生しろよ。な、この世に未練はあるかも知れないけど、うーん、俺たちも、お前の冥福を祈るし。

あぁ、去年か? うん? 「我家」、あっ今年の春か。

うーん、二部の最後に歌ったのはな。

な、タツのアコギのソロがあってな。

いつも俺は「タツ、失敗するなよ。 失敗したらお前、ギター一本の所だから、みんなから笑われんど」と行っていたタツが亡くなりました。

 

どうか皆さん、一週間体調を壊さず、寒暖さ色々あると思いますけど、元気にまたこの番組でお逢いしたいと思います。

「ON THE RADIO」今回最後の曲は、私がこの曲をやるときは必ずターーツと言っていました松山千春「我家」。

 

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◆松山千春 『Lovin' you』に思うこと~松山千春 全作品解説316~

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