「松山千春 『いつのまにか』に思うこと~松山千春 全作品解説181~V1.2」S2791/NF

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.01.21 初稿
V1.1:2018.10.05 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のシングルカセットの画像を掲載

V1.2:2019.09.01 旧記事と差し替え及び所有のシングル、アルバム画像、歌詞を掲載

 

■ 「いつのまにか」 編曲者:有坂秀一(シングル、アルバムVerとも
シングル:1988年5月25日発売の25枚目のシングル

アルバムVer:1988年5月25日Rのアルバム『自由の彼方へ』のLP A面1曲目(CD 1曲目/全10曲目)

 

◆所有シングルCD画像

◆所有アナログシングル

◆所有ミュージック・カセット

◆所有収録CD・アルバム

◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ・アルバム

 

◆レコーディングミュージシャン(後日追記/楽曲個別ではなくアルバム『自由の彼方へ』全体のクレジット) 

01. ギター(AG):
02. ドラム:
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. ストリングス:
07. コーラス:

 

◆2015.1.21 夢野旅人

01. 松山千春初のCDシングル

アナログシングルから数え25枚目にして、松山千春初の8cmCDシングルである。

 

02. シングルヴァージョンとアルバムヴァージョン

編曲者は、大石学と誤認されがちであるがシングルとアルバムVerともに、キーボードの有坂秀一。

当初シングルの予定ではなかった「いつのまにか」。

スタジオでの録音を終えた後、シングル候補となった。

しかし演奏時間が6分40秒と長くシングルとしては不向ということで、急遽ミュージシャンを召集。

アレンジをし直して5分45秒のサイズに短縮された。

そのためテンポもシングルのほうが速い。

 

03. 原題は「僕の一日」

1999年夏、恵比寿でのライブで、エルトン永田のピアノで「いつのまにか」が歌われた。

当初は、歌詞にある~今日も明日も~は、~僕の一日~だったという。

恵比寿では、元の歌詞で歌われている。

 

04. 「いつのまにか」に思うこと。

1988年春のツアー。

シングルなのに全会場で歌われていない。

イレギュラーでのアンコールでの演奏が多かったが会場によっては一曲目ないしアンコールのラストで歌われた。

どちらもとてもよかった。

 

アンコールラストで歌われるときは大石学による、ジョー・サンプル(Joe Sample)の「Melodies of Love」のソロ演奏から、「いつのまにか」のイントロへが始まった。

美しいピアノの旋律と静寂の中で幕が降りてくる「いつのまにか」は芸術的だった。


情熱的に歌い上げ千春の絶叫とともにエンディングを迎える「ひとりじめ」 とは、対照的であったがすばらしかった。

繊細なバラードで終わるのも悪くない。

初めてそう思った瞬間でした。


それから11年後の恵比寿。

久しぶりに千春の楽曲を弾くエルトン永田。

とても楽しみだった。

 

でも88年春のバンド演奏をも凌駕する感動は覚えなかった。

 

大石学が、「いつのまにか」の編曲者と誤認されるのも、天才肌と印象づいたのも88年前後のこれらの演奏のインパクトによるものなのだろう。


05. プライベート・エピソード

5-1. 鼻で笑われる

空想ライブのセットリストを作成したとき。

88年春の終わり方が印象的だったので「いつのまにか」をアンコールのラストに置いた。

すると「Say」は好きだが、「いつのまにか」に興味のない友人に「え、なんでなの」と鼻で笑われた。

 

5-2. 「最後の涙」と「いつのまにか」

同じ、男目線のラブバラードの「最後の涙」と「いつのまにか」。

仲間内でどちらがメジャーかという話になった。

(メジャーという言い方ではなく、曲調やメロディー、作品的に、どちらがポピュラリティーを得られるかと問えばよかった)

 

自分は「いつのまにか」と言い切りデスカッションすることなく別の仲間の車に乗り別れた。

すると仲間のひとりからメールが入った。

 

今、『最後の涙』と『いつのまにか』。 

どちらがメジャーかの件で揉めてます。

 

その一文をみて、みんな千春のこと、好きだよな。

千春の話なら尽きないな、と嬉しくなったものです。

 

「いつのまにか」。

自分は松山千春の楽曲の中で、美しい旋律をもつ名曲だと思うのです。

 

◆歌詞

いつのまにか君の愛が 僕の心占めていたの 
どこにいても 何をしても 君を思う心 
元気ないねと 声をかけられ  無理に笑えば 力も出ない 
胸の痛み おさえながら 過ぎて行くの 今日も明日も 

いつか君に こんな想い 伝えたいと思うけれど 
何も言えず 何も言わず 君の前では何故か 
どうかしたのと 声をかけられ  どうもしないと ことばも弱く 
君に確かな 愛を感じて 過ぎて行くの 今日も明日も 

愛は優しく 愛はときめき なのにせつなく 苦しいくらい 
いつのまにか君の愛が 僕の心占めていたの

 

◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説5~1988-1989

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