「松山千春 『ねえ君』に思うこと~松山千春 全作品解説391~V1.2」S3365NF
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◇更新履歴
V1.0:2015.10.25 初稿
V1.1:2018.10.07 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び、歌詞、 所有のCD画像を掲載
V1.2:2020.01.20 是正
■ 「ねえ君」 編曲者:萩田光男
1996年6月21日リリースのアルバム『TOUR』の7曲目(全11曲)。
1997年8月30日リリースの42枚目のシングル「ひまわり」のカップリング。
*JR北海道「ダイヤ改正・スーパーおおぞら」CMイメージソング(1997年2月~O.A)
◇松山千春選曲ベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』 DISC2(夏)の3曲目
◆CDシングル(8cm)
◆レコーディングミュージシャン(後日追記)
◆2015.10.25 夢野旅人
1997年2月からO.AされたJR北海道のイメージソングに起用された。
これにより、「ひまわり」のカップリングとしてシングルカットされた。
リリース時の1996年のツアーおそらく歌われていない。
翌年春が初演である。
秋にもイレギュラーで歌われた。
1997年11月1日 アクトシティ浜松。
終演後は新幹線で名古屋へ移動。
会場は駅と連結されていて、徒歩でさほど時間を要さない。
列車の時刻は22時20分ごろ。
適当な時間になるまで、アンコールは歌えると「ねえ君」を追加した。
その際、恋愛の曲の多くには、女の名前の副題がある。
この曲は、誰々と口にしたことが印象的だった。
SAGA3で、本人は「心の不倫」がテーマに描いたら列車の旅となったという(以下、参照)。
副題の何々ちゃんと電車の旅をしたかどうかは定かでない。
編曲は萩田光男。
列車の旅における情緒ある風景が、聞く人の瞳に映し出される、
味わいのある佳作に仕上がっている。
北海道の景色のみならず、
松山千春の唄は日本の風景に溶け込む。
CMがJR北海道、北海道地区限定のO.Aだったのが残念です。
◆歌詞
ねえ君 明日二人で どこかへ行かないか
ねえ君 海が見たいと いつか言っていたね
車もいいけれど 電車の旅がいい
突然すぎて 驚いただろう そんな気分なんだ
ねえ君 電車に揺られ 野を越え山を越え
ねえ君 やがて広がる 青い海へ続く
晴れ渡る空には 白い雲を浮かべ
飛び交う鳥も 翼広げて そんな気分なんだ
ねえ君 明日二人で どこかへ行かないか
ねえ君 海が見えるよ 手を伸ばすと届く
◆SAGA 3における本人解説の要約
この曲は、俺が40歳を迎えた時に作った。
40歳になっても、俺はまだ男と女のロマンを追い続けている。
そう意思表示している曲でもある。
テーマは「心の不倫」。
男は、ある女をパッと見た瞬間に「こいつと、電車にでも揺られながらどこか遠くへ行ってみたい」と思うもの。
お前とふたりでいたい、ただお前がそばにいてくれるだけでいい。
そう願う心情を表現しようとしたらこのような曲になった。
そこには相手の肉体を求めるとか、そんな感情は湧き出てこない。
「心の不倫」とは、そういうものである。
これが、俗にいう心の部分を外した「不倫」そのものをテーマにした曲だったら、わざわざ詞の中に電車を登場させていない。電車でなく車を登場させ、そのまま街道沿いのホテルに一直線というような詞の内容になったはず。
◆H.松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説8~1996-1999
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