「松山千春 『あなただけの季節』に思うこと~松山千春 全作品解説117~ V1.7」S2486
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◇更新履歴
V1.0:2014.07.07 初稿
V1.1:2014.07.08 続きを追記
V1.2:2014.10.15 レコーディングミュージャンを追記
V1.3:2016.11.18 過去の文章を是正
V1.5:2018.10.05 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のシングルカセットの画像を掲載
V1.6:2019.09.17 所有アルバム画像の追加および歌詞の掲載
V1.7:2019.09.27 所有アナログレコード画像の追加および歌詞の掲載
■ 「あなただけの季節」 編曲者:奥慶一
1987年4月25日発売の23枚目のシングル「七つちがい」のB面
1987年5月10日発売のアルバム『あなただけの季節』の10曲目
野村証券のイメージソングとなり、リリース後、松山千春初の両A面シングル扱いとなる
◆プロモーション用アナログレコードB
◆プロモーション用アナログレコードA(ジャケットは同一)
◆アナログレコード
◆収録アルバム・CD
◆収録アルバム・アナログレコード
◆シングルカセット
◆レコーディングミュージシャン:『あなただけの季節』の参加ミュージャン
「あなただけの季節」のみのクレジットはなし
01. ドラム:見砂和照
02. ギター(AG):笛吹利明、吉川忠英
03. ギター(EG):松原正樹、芳野藤丸、角田順
04. ベース:長岡通夫
05. キーボード:奥慶一、中西康晴、倉田信雄、エルトン永田、有坂秀一
06. パーカッション:浜口茂外也
07. サックス:ジェイクH・コンセプシオン (Jake H.Concepcion)
08. ストリングス:加藤ジョー・グループ(KATOH JOE Group)、篠崎マサ・グループ
・その他
01. エグゼクティブ・プロデューサー:坂本彰
02. プロデューサー:松山千春
03. プロデューサー/ディレクター:横山和之
04. ディレクター:栗野敏和(アルファレコード)
05. エンジニア:伊豫部富治
06. マスタリング・エンジニア:小林光晴
07. アシスタント・エンジニア:高橋さなえ
08. ミュージャン・コーディネーター:ミュージックランド
09. アーティスト・マネージャー:小泉信明
10. プロダクション・スタッフ:山内浩、若松ルミ子
11. レコーディング・スタジオ:サウンド・イン・スタジオ
12. レコーディング・データ:1987年2月16日~3月13日
13. フォトグラフィー:小泉光
14. デザイン:津久井利尚
15. TANKS TO:HARBOR HOUSE
◆2014.7.7-8 夢野旅人
昨日のラジオ「松山千春 ON THE RADIO(緑効青汁のアサヒ緑健提供)」FM NACK5(エフエムナックファイブ)。
2014年春のツアーの最終日。
打ち上げ会場に向かう車中。
千春は、たった今、ツアーが終わったばかりなのに秋のツアーで歌う一曲目を考えたという。
そのとき、アルバム『あなただけの季節』が浮かんだという。
帰宅して『あなただけの季節』を聴いたと話し、
「ムーン・ライト」と、「愛した季節」、「あなただけの季節」が放送で流れました。
アルバム『あなただけの季節』。
当時の帯に綴られたコピー「きらめく季節に届けたい~」のとおり、ポップで軽やかな仕上がりの作品が多い。
一曲、これという息を呑むほどの大作はないものの好きなアルバムです。
アルバムタイトル曲である「あなただけの季節」はシングル「七つちがい」のB面としてリリースされました。 野村証券のイメージソングとしてCMに流れはじめると両A面扱いとなり、オリコンチャートの表記がそれまでの「七つちがい」から「七つちがい/あなただけの季節」となった。
ジャケット写真の違うプロモーション盤も製作された。
自分は、プロモーション版で使われた写真が好きでした。
コンサートツアーでは1987年春でしかレギュラーで歌われていない。
あとは1990年春と2005年春でのイレギュラーと1987年夏のイベントで歌われたのみ。
たどりつくとすべてがまるで夢のようで
こみあげる寂しさは おさえきれない
何ひとつできずに 時は過ぎてゆくよ
苦笑い浮かべては また歩き出す
*青春を責めないで 二度と戻らない あなただけの季節
長い旅の終わりに 何が待っているの
今どこに来ているの こたえておくれ
移り変わる心を 思い悩むことも
生きている証だと 思えるといい
*x3
友人もこの歌が好きで、
何ひとつできずに 時は過ぎてゆくよ
苦笑い浮かべては また歩き出す
のフレーズが堪らないという。
青春を責めないで 二度と戻らない あなただけの季節
自分はこのフレーズに荒井由実の「あの日にかえりたい」を思い出す。
~青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい~
作品の内容やカラーはまったく違えど同じO型なのに青春の捉え方、メロディーを含めた表現に互いの性格がよく表れていると思うのです。
千春のアルバムタイトルの中では稀なライトで力みのない仕上がりである「あなただけの季節」。
ライブでの順当な置き場所は本編ラスト前だろう。
だけど、この曲を本編前半、たとえば3曲目や前半ラストで歌ってくれても映えるし新鮮だと思うのだが。
「あなただけの季節」の季節感は春から夏。
過去、秋冬に一度も歌われていないこの曲をはたして、今年(2014年)秋のツアーで歌われるか注目するところ。
春の最終日が終わった直後に千春の頭に浮かんだアルバム『あなただけの季節』。
『愛を贈る』や、『虹のかなた』、『木枯らしに抱かれて』なども浮かんでほしかったがよかったです。
しかし思うに、秋のツアーのリハーサルのころには気が変わっているというか、忘れてしまうのではなかろうと一抹の不安が。
「ムーン・ライト」や「見つめていたい」はあり得るが、「あなただけの季節」は難しかな。
初日に演奏したとしても90年春みたいにすぐに外すような。
アルバム『あなただけの季節』の収録曲の中で、自分が聴きたいのは、「あなただけの季節」、「愛は風のように」、「七つちがい」、「愛のゆくえ」、「愛した季節」の順で5曲です。
また「愛のゆくえ」は一度もステージで歌っていないので一回は聴いてみたいです。
同じく「愛は風のように」は6月という言葉が出てくるのに歌っていない。
いずれにせよ、ツアーの終了直後に、そんなことを言い出したのは初めて。
愉しみです。
◆『あなただけの季節』 R1987年5月10日
01. 重い鎖 (奥慶一)
02. 愛した季節 (飛澤宏元)
03 .二人の時間 (飛澤宏元)
04. 七つちがい (飛澤宏元)
05. 春の歌(飛澤宏元)
06. ムーン・ライト (奥慶一)
07. 愛のゆくえ (奥慶一)
08. 見つめていたい (奥慶一)
09. 愛は風のように (奥慶一)
10. あなただけの季節 (奥慶一)
◆歌詞
たどりつくとすべてが まるで夢のようで
こみ上げる寂しさは おさえきれない
何ひとつできずに 時は過ぎてゆくよ
苦笑い 浮かべては また歩き出す
青春を責めないで 二度と戻らない あなただけの季節
長い旅の終わりに 何が待っているの
今どこに来ているの こたえておくれ
移り変わる心を 思い悩むことも
生きている 証しだと 思えるといい
青春を責めないで 二度と戻らない あなただけの季節
青春を責めないで 二度と戻らない あなただけの季節
青春を責めないで 二度と戻らない あなただけの季節
◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説4~1985-1987
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