「松山千春 『七つちがい』に思うこと~松山千春 全作品解説275~ V1.5」S3031NF

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.06.10 初稿

V1.1:2015.07.04 ツアー終了につき、表題のタイトルを 「ネタばれありの楽曲1」から「七つちがい」に修正及び統合。
V1.2:2018.10.05 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のCD、シングルカセットの画像を掲載

V1.3:2019.09.17 所有アルバム画像の追加および歌詞の掲載

V1.5:2019.09.27 所有アナログレコード画像の追加および歌詞の掲載

 

■ 「七つちがい」 編曲者:飛澤宏元
1987年4月25日発売の23枚目のシングル

1987年5月10日発売のアルバム『あなただけの季節』のLP A面4曲目(CD4曲目/全10曲)

 

◆アナログレコード

◆プロモーション用アナログレコードA(ジャケットは同一)

◆プロモーション用アナログレコードB

◆シングルカセット

◆収録アルバム・CD

◆収録アルバム・アナログレコード

◆レコーディングミュージシャン:アルバム『あなただけの季節』の参加ミュージャン

「七つちがい」のみのクレジットはなし
01. ドラム:見砂和照
02. ギター(AG):笛吹利明、吉川忠英
03. ギター(EG):松原正樹、芳野藤丸、角田順
04. ベース:長岡通夫
05. キーボード:奥慶一、中西康晴、倉田信雄、エルトン永田、有坂秀一
06. パーカッション:浜口茂外也
07. サックス:ジェイクH・コンセプシオン (Jake H.Concepcion)

08. ストリングス:加藤ジョー・グループ(KATOH JOE Group)、篠崎マサ・グループ

 

・その他

01. エグゼクティブ・プロデューサー:坂本彰

02. プロデューサー:松山千春

03. プロデューサー/ディレクター:横山和之

04. ディレクター:栗野敏和(アルファレコード)
05. エンジニア
:伊豫部富治

06. マスタリング・エンジニア:小林光晴

07. アシスタント・エンジニア:高橋さなえ

08. ミュージャン・コーディネーター:ミュージックランド

09. アーティスト・マネージャー:小泉信明

10. プロダクション・スタッフ:山内浩、若松ルミ子


11. レコーディング・スタジオ:サウンド・イン・スタジオ

12. レコーディング・データ:1987年2月16日~3月13日

13. フォトグラフィー:小泉光
14. デザイン:津久井利尚

15. TANKS TO:HARBOR HOUSE

 

◆2015.6.10 夢野旅人

部屋の整理をしていたら1986年10月27日の東京厚生年金会館での浜田省吾の資料が出てきた。

これはこれは、と思わずブログに記したくなった。

靄のかかり始めた記憶をたどるには時間がかかりそう。

 

ですので一緒に出てきた松山千春1987年春のツアーの資料で書きたくなった曲を。

ライブのセットリストに記してある◎、○、△、×。

やたら○以上が多い。
 

前年秋が10周年記念コンサートツアー。

当時ツアーではあまり歌われていなかった、「旅立ち」や「季節の中で」などのヒット曲に加え「Only you」、「ひとりじめ」、「炎」、「生きがい」、「旅路」、「大いなる愛よ夢よ」と並んだ、今ならば涎もののセットリストよりも○が多い。

 

けど「七つちがい」をみると何も記していない。

可もなく不可でもなかったのでしょう。

スケール的にもコンパクトな印象を抱いた。

 

当時、誰かが、千春が書いた曲ではないのではと言っていた。

年齢差のある恋愛を題材にした曲であることと、

~俺もヤキがまわったようだ~のフレーズに違和感を感じたのだろうか。

やけにその言葉が今でも頭に残っている。

 

今ならひと回り程度の年の差カップルなんてざらである。

当時は、7つも離れている ! と揶揄される時代だったように思う。

出てきた資料には記されていないので、いつごろから話していたか今、断定できないが、たしか1987年か1988年だと思う(千春が31、2歳のころ)。

 

3才年下(昭和34年、最近のラジオでは4つ違うといっていた。 おそらく学年は3つ)の弟である明人さんがひと回り年上の女性とご結婚された。 結婚にあたり難色を示したのは奥さんのご家族だったという。

「若すぎる」と反対されたという。

 

千春は、俺の気持ちを考えてろ。

いきなり8歳年上の妹ができるんだぞ。

結婚式に行ったら、少しは期待するじゃないか。

嫁さんの友達とかよ、でもみんな8つ上なんだぞ。

と、ステージで笑わせていたが、一緒になりたいと思ったら年の差など関係ないと、弟の結婚を祝福しているように思えた。

 

そんな想いがあったから、できた唄なんだと思う。

ツアーではレギュラーで演奏したのは1987年春のみ。

イレギュラーの弾き語りでは88年の「憂い」、90年初頭が最後。

 

この春(2015年)のツアーでアンコール、イレギュラー、フルバンドでは28年ぶりに歌われた。

初日の川口では悲鳴にも似た歓声と拍手に包まれた。

やはり新曲以外で求めている唄はこういった楽曲や時期のものなのだろう。

 

当時は可もなく不可もなく、スケール的にもコンパクトな印象を抱いた。

と前述しましたがもしも、今の千春が歌うのであればバンドではなく弾き語りのほうが伝わる。

そう思っていたけれど違った。

当時と何の遜色はなく、いやスケール感は増していたように思う。

自分は、「伝えなきりゃ」と「帰り道」同様に、その日のハイライトに思えた。


アンコールだから歌える、映えたのかもしれない。

けど本編の前半でレギュラーで歌ってくれたらいいと強く思った一曲です。

 

◆歌詞

七つちがいのおまえに こんな 愛を感じているなんて 
俺もどうかしているね 悪い 夢ならすぐに覚めとくれ 

別にたいしたことではないと 心で何度もつぶやく 
こんなはずじゃなかった おかしい 俺もヤキがまわったようだ 

こぼれそうな涙浮かべ 俺に何か言いかけて 
降りしきる雨の中 駆けていった 

連れて歩けば腕組みたがる 似合いの恋人きどりで 
情けないやら恥かしいやら 知りあいには見せられない 

いつも背のびをさせてたようだ ごめんよ時には悲しい 
つらい思いもしていたんだろう なのに笑顔でこたえてた 

今おまえを思うたびに とても胸がせつなくなる 
気がつくのが遅すぎた これが愛と 

七つちがいのおまえなのに こんな気持ちにさせるなんて 
心の中でつぶやいた「愛している…」 

七つちがいのおまえなのに こんな気持ちにさせるなんて 
心の中でつぶやいた「愛している…」

 

◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説4~1985-1987

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