「松山千春 『哀願』に思うこと~松山千春 全作品解説337~ V1.1」S3156/NR

 

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◇更新履歴 

V1.0:2015.07.28 初稿

V1.1:2019.08.16 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替えおよび歌詞の掲載、所有CD画像を掲載

V1.2:2020.01.21 是正

 

■ 「哀願」 編曲者::笛吹利明

1994年11月21日発売のアルバム『24時間』の1曲目(CD1曲目/全11曲)
品番:

・楽曲試聴

 

◆所有CD画像

 

◆レコーディングミュージシャン:後日、追記。
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. パーカッション:
07. サックス:
08. ストリングス:


◆2015.7.28 夢野旅人

1994年9月6日から3日間。

東京、名古屋、大阪で開催された本人出席のファンクラブミーティング。

そこで千春は宣言。

10月からのツアーはオープニング3曲は弾き語りで、あとは全部新曲でいきます。

 

その予告通り、アタマ3曲は弾き語り。

1、2曲目は「人生の空から」や、「時のいたずら」、「夢の旅人」、「俺の人生」、「オホーツクの海」などを日替わりに近い形で披露した。 

3曲目は新曲の「風は泣いている」の固定。

 

「風は泣いている」が歌い終わるとバンド演奏のイントロが聞えはじめる。

同時に、千春の背後にあった黒幕が上がり、バンドメンバーとステージの全貌が露わになる。

そのバンド演奏の一曲目が、アルバムの収録順と同じ「哀願」。

実質的なオープニングだった。

 

そのツアーでレギュラーで歌われたものの、その後、99年春の初日に本編で歌われるもののすぐにメニューから消えた。

ステージでは歌われない部類の曲である。

 

こんな時代。

僕は、ひとり唇をかんで耐えている。

だけど、そんな今この時こそが、

かけがえのない時間なのだろう。


僕にまた明日をおくれ。


そして、悲しみに頭を抱えて、瞳を閉じよう。

淋しさに膝をかかえて孤独と向き合おう。

過ぎ去るものにすがるのはやめよう。


愛がほしい。

ならば誰かを愛そう。

 

といった内容の「哀願」。

 

~愛が足りないのなら 誰かを愛そう~
このフレーズは、目から鱗が落ちました。


当たり前といえば当たり前なのだけど、人間、ダメなときは立ち止まってしまう。

愛されないのなら、愛すればいい。
これは、愛情に限らず、人生の様々な局面においても当て嵌まる。

 

明日目が覚めて、生きていたらラッキーだ。

今日も賭けに勝った。

俺はついている。

 

そんな千春の人生観ともに、ただ「頑張れ」だけでなく、

云わんとするメッセージが巧く表現されている曲だと思います。

 

◆歌詞

たどりつけない 明日をおくれ who who 
今がどれ程 大切なのか who who 
信じきれない この世の中で 口唇かんで 耐えているのさ 
哀しいのなら 哀しいままに 頭をかかえ 瞳を閉じて 
愛がたりないのなら 誰かを愛そう 

語りつきない 夢を与えて who who 
だましきれない 心の中に who who 
過ぎ去るものは 見送るだけさ  追いかける程 頼りにしない 
淋しいのなら 淋しいままに ひざをかかえて 孤独な時を 
愛がたりないのなら 誰かを愛そう 

たどりつけない 明日をおくれ who who 
今がどれ程 大切なのか who who 
who who who

 

◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説4A~1992-1999

 

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