「11月21日の歌 さだまさし『ママの一番長い日~美しい朝~』&『いのちの理由』」S4853
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■11月21日の歌 さだまさし「ママの一番長い日~美しい朝~」&「いのちの理由」
小学正の頃。
レコードよりもラジオやテレビで音楽を聴いていた。
コンサートもまだ体験していない。
自分の中で、歌謡曲、演歌とニューミュージックは差別化できたものの、
松山千春と岸田智史。 そしてさだまさしとの差別化はできていなかった。
逆に言えば、歌い手の生き様とかポリシーよりも、
テレビやラジオから流れてくる歌を素直に聴けていた時期だったとも思う。
12分30秒に及ぶ大作、1979年10月のリリースのさだまさしの「親父の一番長い日」が当時好きだった(この年下半期の千春のシングルは「夜明け」、アルバムが『起承転結』)。
11月、12月のヒットチャートには、久保田早紀の「異邦人~シルクロードのテーマ~」や甲斐バンド「安奈」、チューリップ「虹とスニーカーの頃」、ばんばひろふみ「SACHIKO」など入っていてどれも好きでレコードを買ったが、ダントツで気に入っていたのは「親父の一番長い日」だった。
今朝。
今頃になって、
2009年にリリースされた、さだまさしの34枚目のオリジナルアルバム『美しい朝』を聴いた。
2017年11月現在。
さだのオリジナルアルバムは40作品。
2010年以降、ほぼ毎年、コンスタントにオリジナルをリリース。
松山千春よりはるかにペースが速い。
歌詞カードにはさだ自身の寄稿が添えられていた。
東日本大震災の3年前。
2008年 東京・秋葉原通り魔事件がきっかけで一年間、生命の重さを考え続けたという。
そして共通のテーマで小説を書きアルバムを作ることにしたという。
生命の重さ。
生きることとは。
彼なりの答え、メッセージがこのアルバムに込められている。
CDを再生しながら、彼の作品解説とともに歌詞を読んだ。
東海ラジオ開局50周年イメージソング「霧に消えた初恋 〜Radio Days〜」が流れる中。
「親父の一番長い日」の続編である『ママの一番長い日~美しい朝~』の歌詞を読んだ。
落涙した。
歌を聞かずに歌詞だけで泣いたのは初めてだった。
ラストナンバーの「いのちの理由」の歌詞をにも泣けた。
アルバムに耳を傾けた。
さだの歌声が自然と染み入ってくる。
感動的な一枚だった。
テレビやラジオから流れてくる歌を、
歌い手のパーソナリティーや固定観念を抜きにして、
作品だけで、素直に聴いて感動していたあの頃に戻った気がしたのです。
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