「2017年4月13日(木)松山千春コンサートツアー2017『原風景』川口総合文化センター・リリアメインホール コンサートリポート&感想 その6」S4320-6
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◇更新履歴
V1.0:2017.5.4 ツアー期間中につきアメンバー限定記事にて公開
V1.1:2017.6.28 ツアー終了につき通常記事にて公開
V1.2:2022.3.26 是正
■LIVE DATA
□日時:2017年4月13日 木曜日
□場所:川口総合文化センター・リリアメインホール
□ Musician
01. ギター(EG): 好永立彦
02. ギター(AG): 丸山ももたろう
03. ベース:恵美直也
04. ドラムス: 田中栄二
05. キーボード(S): 夏目一朗
06. キーボード(P): 中道勝彦
07. サックス&パーカッション: 春名正治
■コンサートリポート・感想
◆夢野旅人 2017.5.4
5. 本編二部の感想
5-0. 今回のツアーの興味、着目点
自分にとって、今回のツアーの興味は以下の4つでした。
a. 混沌とした世界情勢についてどう語りどんな曲を選曲するか。
b.新曲「空」について、歌のメッセージがわかるよう前後の曲も含めて構成すると千春はコメントしていた。なので前後の選曲に注目していた。
c.ツアータイトルである「原風景」。千春にとっての原風景・故郷についてどう語るのか。
d.初披露となる8分を越える大作「原風景」がどのような曲なのか。
5-1. MC5
「オホーツク」が終わり、混沌とした世界情勢について、「La La La」や「あふれる愛」といった曲を歌わずにMCだけで終わらせて「空」に入ったことがわりと意外に思えた。
初日ということもあり、話はコンパクトながら、今一まとまりがなく説得力に欠けた。
5-2. 「空」の後の違和感しか残らなかった「卒業」
bに述べたとおり、「空」の前後の曲に注目していました(全編通すと一部ラスト「情熱」、アンコールラスト「君と愛のために」も同じテーマにつながる)。
「空」に続けて歌われた「卒業」。
云わんとしていることかはわかるが、曲のカラーが青々としている。20代、30代、人生を半ばまであろう「空」の主人公の世界感から、突如、恐れるものなど何もなかった少年少女時代にタイムスリープするようで違和感を拭えなかった。
5-3. MC6
千春にとっての、また客にとっての原風景をどう語るのか興味があったが、思いのほかあっさりとていた。 これも初日ということもあり深く印象に残らなかった。
5-4. 初披露の「原風景」
松山千春が「原風景」とタイトルをつけたならば、ファンは誰しも、「原風景」=故郷、ルーツ、北海道足寄というイメージを持つ。ましてや8分という大作。
で、リリース日が定まっていない曲を本編ラストに持ってくるのは81年秋の「大いなる愛よ夢よ」以来。
自分にとっては期待感が大きすぎました。
~僕は 僕は 生きております~
の部分が「帰り道」を連想してしまうものの、
「小さな幸せ」のような詰め込みすき感もなく、
Uh Uh UhとLa La Laのスキャットがスキャットとなる展開もよかった。
生きることへの希望への賛歌に思えたのかな、
なぜか「Amazing Grace」を聴いている気分にもなった。
ただ一聴で、心を鷲づかみに、身動きがとれなくなるほどでは、なかったというのが正直な感想。
リリースがまだ先で、ラジオでもO.Aまえで、ライブで初めて聴く曲は過去ありました。
89年春の身動きがとれなくなった「バラード」や「蒼き時代の果てに」ほどの衝撃はなかった。
一回聴いただけなので、今後、印象や感想は変化していくと思います。
その7に続きます。
■インデックス 2017年4月13日(木)松山千春コンサートツアー2017『原風景』川口総合文化センター・リリアメインホール 初日コンサートリポート
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