「松山千春 『山の向こう』に思うこと~松山千春 全作品解説369~」S3319

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.10.07 初稿

V1.1:2021.06.21 所有CD画像及び、歌詞、文章等の追記

 

■ 「山の向こう」 編曲者:夏目一朗(アルバム&シングルヴァージョン)
2004年11月17日発売の56枚目のシングルのカップリング(unplugged)

2004年11月17日発売のアルバム『冬がやってきた』の3曲目(全10曲)

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◇2008年5月21日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結11』2曲目に収録


◆レコーディングミュージシャン
・アルバムヴァージョン

01. ウッドベース: 美久月千晴

02. ギター(EG): 好永立彦

03. ドラムス: 三浦晃嗣

04. キーボード: 夏目一朗

05. HORNS: THE CHOICE HORNS

Brass Arrange&Trombone: 河合わかば

Trumpet: 小林太、澤野博敬、佐々木史郎

Trombone: 霜田裕司、村上こうよう

A.sax: 山本一、加塩人嗣

T.sax: 鎌田一夫、勇正久

 

・シングルヴァージョン(unplugged)

クレジット記載なし

 

◆所有CD画像 

・収録アルバム



・収録シングル



◆2021.6.21 夢野旅人
2021年6月20日放送「松山千春ON THE RADIO」で、番組1曲目に「山の向こう」(アルバムVer)が、O.Aされました。

この日は、生放送の放送前に、RKBラジオの開局70周年記念番組のゲスト出演の事前収録をおこなった千春 (6月23日 8時40分、12時40分、15時40分放送予定)。

デビュー同時から、お世話になった故・野見山ディレクターや、RKBラジオでのイベントやエピソードを語りました。

その後、「山の向こう」をかけました。

 

なぜ「山の向こう」をかけた理由には、触れませんでしたが、デビュー前後、竹田さんと初めて九州に行き、列車からの風景を、そのときのことを思い出しての選曲だと、自分は思いました。

 

その後、以下、千春本人のコメント。

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そんな中で、ま、今回、一曲目にかけるのが、「山の向こう」という俺の曲なんだけどな、これな、詞をよく聴いていてもらいたいんだよな。

俺、足寄だから、山の中だべや。

な、その俺が、山の向こうに・・・という想いでこの曲を作りました。

松山千春「山の向こう」。
 

◆2015.10.7 夢野旅人

松山千春の作品としては稀な寓話的な作風。

Aメロの歌詞は、数小節ごとにリピートして展開する。

 

山の向こうには、

誰も、たどり着いたことのない理想郷があるという。

 

僕は、

君の愛を勇気に変えて、歩き出したんだ。

 

歩き続けて山を越えたら、広い海が見えた。

何もかもが輝いていたよ。

 

きっと、

この海の向こうに、

もっと煌めいた夢の国があるのだろう。

 

日常の煩わしさも、

悲しみも、

争いもない、

君と僕が幸せに暮らせるユートピア。

 

夢中になって泳いだ。

夢の入り口はもうすぐさ。

 

でも、なんだかおかしいんだ。

虚無感でいっぱいだ。

手足も思うように動かない。

 

夢の入り口はもうすぐなのに。

もう泳ぐことができない。

 

薄れゆく意識の中で、思う。

愛する人よ、

僕はどこで自分を見失ってしまったのだろう。


僕は、いつの間にか、

夢の世界へ逃げ込んでいたんだ。

 

幸せは、現実の世界に、

僕の足もとにあったのに・・・。

 

と歌っているのでしょう。

そのまんま、ですな。

ご存じない方は、是非、きいてみてください。

 

◆歌詞

山の向こうのその向こうには 山の向こうのその向こうには  
きっと私の幸せがある きっと貴方の幸せがある  
たどり着いた奴はまだいない たどり着いた奴はまだいない  
きっとそれ程険しい所さ きっとそれ程険しい所さ  

 

愛してもっと強く それを勇気に変え  
誰も知らぬ夢の国 歩き始めた  

歩き続け広い海に出た 歩き続け広い海に出た  
何もかもがキラキラと輝く 何もかもがキラキラと輝く  
海の向こうのその向こうには 海の向こうのその向こうには  
きっと私の幸せがある きっと貴方の幸せがある  

愛してもっと強く それを勇気に変え  
誰も知らぬ夢の国 泳ぎ出すんだ  

何故か淋しい気分になってた 何故か淋しい気分になってた  
きっとどこかが違うと思った きっとどこかが違うと思った  
泳ぐ力がもう無くなってた 泳ぐ力がもう無くなってた  
やっと夢の国の入口さ やっと夢の国の入口さ  

愛する人よ僕は 何を間違えたの  
幸せならそこにある 欲におぼれる 

 

山の向こうの その向こうには 
山の向こうの その向こうには 

 

◼️I. 松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説9~ インデックス9 (2000~2004) 

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