「松山千春 『手紙』に思うこと~松山千春 全作品解説278~」S3041/R
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◇更新履歴
V1.0:2015.6.14 初稿
■ 「手紙」 編曲者:飛澤宏元
1992年9月21日発売アルバム『挫折』の7曲目(全11曲)。
◆レコーディングミュージシャン(後日追記)
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. サックス:
◆2015.6.14 夢野旅人
「雑踏」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11955502932.html のレビューと重複しますが。
姉・絵里子さんが他界した直後の1998年春のツアー。
2部の一曲目は「東京」ではじまり「雑踏」、「オホーツクの海」、「この世で君が一番好き」、「歩き続ける時」という流れだった。
東京公演で、イレギュラーで「手紙」も歌われた。
高校を卒業して集団就職で東京に出てきたお姉さん。
家族を、故郷を想いながら、父・明さんとの手紙のやり取り。
そんなお姉さんの想いを、辿るような構成に思えた。
「手紙」。
92年秋、東京厚生年金会館。
伊勢正三がゲストとしてステージにあがった日。
アンコールで、イレギュラーの弾き語りで歌われた。
おそらく、その日が初演だった思う。
その後は94年の夏。
お盆(帰省)が近づいていた時期に行われた、
名古屋城深井丸野外ステージで弾き語り披露されている。
95年秋に、初めてレギュラーでフルバンドで歌われた。
父・明さんの死期が迫っていたツアーである。
「手紙」、「良生ちゃんとポプラ並木」、「途上」、「雪」、「勇気ありがとう」と並んだ本編2部。
それは、お姉さんと明さんとの手紙のやり取りや、
故郷や明さんへの想いが伝わるような選曲に思えた。
~瞳を閉じれば 鮮やかに
浮かぶ景色の 愛しさよ~
~穏やかに 健やかに
お暮しください 父母よ~
昨日、メッセージが届いた。
特急かいじから見下ろす山梨市近辺の風景。
久しぶりに故郷の景色を見ると、「慕う」や「手紙」がきこえてくるという。
自身の原風景ともいえる写真であり、千春と同じ心境になる気がすると結ばれていた。
自分には故郷がない。
けれど、生まれ育った場所は懐かしくもあり愛しい。
いつも近くにいてくれたゆえ、家族への有難みも、
地方から来て頑張っている人たちとくらべたら希薄だったことでしょう。
それでも、
千春が歌う「帰りたい」や、「手紙」、「挫折」などの唄は心に響く。
この年になって思うことは、
自分を愛してくれ、育ててくれた家族との日々が、
帰ることのできない愛しいふるさとのように思う。
それなりにストレスを感じていた日々や出来事も全部含めて。
ゆえに誰の心の中にも、ふるさとの風景がある。
そんな風に思えるのです。
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