「松山千春 『Over Night』に思うこと~松山千春 全作品解説227~ V1.1」S2859/R

 

この記事の最新ヴァージョンはこちらをクリック



 松山千春 DATA BESE 総合TOP PAGE   
アーティスト別 LIVE DATA BESE 総合TOP PAGE   

 


◇更新履歴

V1.0:2015.3.26 初稿

 

V1.1:2017.8.24 所有レコード画像の追加、是正

 


■ 「Over Night」 編曲者:戸塚修

 

 1985年11月28日発売のアルバム 『風の歌がきこえる』のLP B面5曲目(CD 10曲目/全10曲)。

 



◆レコーディングミュージシャン(後日追記)
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:

 

06. サックス:
 

 

2015.3.26 夢野旅人

 

「星空」 や、1981年の日比谷野音のリポート で触れましたが、

 

スケールのあるバラードで幕を閉じるアンコールラストが定着し始めたのは80年半ば。

 

この時期のアンコールの回数は2回、盛り上がれば3回、4回。

 

アッパーなナンバーが中心。

 

熱狂と汗の中、燃え尽きて終わる、そんなステージングだった。

 

千春も若かったし、僕らも10代、20代前半。

 

今では、考えられないが、「限りある命」よりも、「長い夜」を2回、3回聴きたかった。

 

「Over Night」。

 

初演は、リリース時の1985年秋。

 

一曲目に「長い夜」(初日は「風の恋」)が歌われ、続く「ロンリー・ナイト」。

 

野外イベントでもなく、ホールなのに、一曲目から総立ちになったツアー。

 

スタート時には、「Over Night」は歌われていなかった。

 

ツアー中に届いたファンクラブの1985年11月フォトレター。

 

見出しに、「感動的なラストは『Over Night』 !」とあった。

 

その日によって、アンコールラストは違っていたが、今でいうオフィシャルのネタバレである(笑)。

 


恒例だった12月1日からの東京厚生年金会館。

 

今日のアンコールは、何曲、千春は歌ってくれるのだろう。

 

そんな期待が大きかった。

 

3回目のアンコール。

 

「Over Night」イントロをきいて、ああ、もう終わりかと、

 

感動よりも云いえぬ寂しさのほうが大きかったです。

 

その後、1990年春、1991年夏の多賀城、1999年春にアンコールラストで歌われています。

 


初めてこの曲に、

 

身動きがとれないほど感動したのが多賀城での野外。

 

ライブ全体がよかったせいもあるかも知れないが、アンコールラストで歌う千春の姿は目に焼きついています。

 

アンコールラスト以外で、

 

唯一歌われたのが、92年秋のツアー前半。

 


「Over Night」から「愛しているから」、「男と女」と3曲続けて歌われた。

 

~Over Night 心まで Over Night 抱きしめて 
二人だけの夢の世界 出かけようか~

 
~いつでもそばに いなきゃ いやさ 
 ほかには何も いらないから~ 

1992年初頭。

 

千春は自律神経失調症を発症。 
その後も体調不良が続いたという。

 

この曲を一曲目に選んだのは、

 

ツアーの初日の立つことができた。

 

これで暗い夜、日々も、終わる。


そんな想いで千春は一曲目に歌ったのでしょう。

 

感慨深い曲です。

 


N
↓現在、以下の検索ランキングにエントリーしています。
よかったら、アクセスして頂けると嬉しいです。

 一日一回、ライキングポイントが加算されます。
よろしくお願いいたします。
 
 にほんブログ村     
 
 
アーティスト・グループ(音楽) ブログランキングへ   
 
人気ブログをblogramで分析    

 ブログ&成分解析

 

http://blogram.jp/users/analyze/?uid=138678
---------------------
YUMENO BLOG ~愛のうた::愛した季節の薫り~ 夢野旅人