「2014年12月1日(月)松山千春コンサートツアー2014 『あの日の僕等』 鎌倉芸術館(15本目/24)コンサートリポート」S2731
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◇更新履歴
※その1
V1.0: 2014.11.29 初稿
V1.1: 2014.12.02 会場周辺の画像の追加
※その2&その3
V1.0:2014.12.02 ツアー中につきアメンバー限定記事にて公開
V1.1:2014.12.26 ツアー終了につき通常記事にて公開
V1.2:2024.01.15 コンサートリポートその1に、その2とその3を統合し、その2とその3は破棄
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◼️2014年12月1日(月)松山千春コンサートツアー2014 『あの日の僕等』 鎌倉芸術館(15本目/24)コンサートリポート
□チケット発売状況:10/27現在完売
□日時:2014年12月1日 月曜日
□場所:鎌倉芸術館
□前回の公演日: 2006年11月2日(ツアー「再生」)以来8年ぶり
□客席数:3階席構造 1,500席(車椅子スペース6席含む)
□本数: 15本目 15/24
□入場時にアサヒ緑健 青汁(緑効青汁等)サンプル配布
□特記 :
◆ Musician
01. ギター(EG): 好永立彦
02. ギター(AG): 丸山ももたろう
03. ベース:恵美直也
04. ドラムス: 田中栄二
05. キーボード(S): 夏目一朗
06. キーボード(P): 中道勝彦
07. サックス&パーカッション: 春名正治
◆前回公演のセットリスト(2006年11月2日)
01. 旅立ち
02. 銀の雨
03. 車を止めて
04. もう一度
05. クレイジー・ラブ
-----VTR-----
06. 足寄より(弾き語り)
07. 働きましょう(弾き語り)
08. 現実(弾き語り)
09. 北の大地
10. 祈り
---encore01---
11. 冬がやってきた
12. 俺の人生
13. 人生の空から
14. 恋(ワンコーラス)~君を忘れない~窓~限りある命~
15. 長い夜
---encore02---
16. 雪化粧(V97)
□当日券の有・無:なし
□立ち見:なし
□会場周辺の画像 :
□天候:曇りときどき雨
□温度:
□楽屋入:
□楽屋出:
□整列予定時刻 :
□開場予定時刻 :18:00
□開演予定時刻 :18:30
□終演予定時刻 :21:00
※その2
□会場内BGM(開演前):洋楽
□会場内BGM(終演後):「ふるさと」のオールゴール
□1ベル:18:30:01
□アナウンス:18:30:16
□2ベル: 18:35:16
インターバル:VTR(「あの日の僕等」のPVメイキング~「ヤクルト サマーフォークジャンボリーinぐんま2014」の模様~メンバー紹介<リハーサル風景>)
□一部終了:19:19:23
□二部開始:20:33:47
□本編終了:20:35:34
□アンコール1開始 :20:37:41
□アンコール1終了 :21:13:46
□アンコール2開始 :21:15:56
□アンコール2終了 :21:22:55
■「どーも」の有・無:「凡庸」の間奏と後奏
■「マイク投げ」の有・無:軽く落とす
■「スノーマシン」の使用有・無 :あり
■ゲストステージの有・無:なし
■ステージ衣装(倉敷公演での衣装)
一部 :黒のシングル革ブルゾン(裏地が赤模様)、インナーのシャツは黒の模様の白シャツ、黒のパンツ、白のベルト、黒シューズ、メガネは茶フレームで薄い茶レンズ
二部 :バックプリント?が白ベースの梟のグレーコート、グレーのチェックシャツ、グレーとベージュのツートンのストール、パープルのパンツ、ゴールドラメシューズ、メガネは白と茶のフレーム薄い茶レンズ(メンバーも黒のTベースの色違いのコチハルTシャツ)
アンコール1回目 :今ツアーのグッズのTシャツ、オレンジのベスト、グレーの千鳥格子のパンツ、オレンジのスニーカー
アンコール2回目 :薄いグリーンのシングルジャケット、グレーのシャツ、グレーのパンツ?、黒のシューズ
■セットリスト
01. ムーン・ライト
<MC01>
02. 時のいたずら
03. ピエロ
<MC02>
04. Sing a Song(ワンコーラス)
<MC03>
05. 船
<MC04>
06. 私を見つめて
-----VTR-----
07. あなたのために
<MC05>
08. 生活の中
<MC06>
~生活の中~
~「生活の中」のEGイントロ~
~「生活の中」のPIANO(中道)イントロ~
~「生活の中」のBイントロ~
~「生活の中」のAGイントロ~
~「生活の中」のイントロ~
~「生活の中」のAGイントロ~
~「生活の中」のAG強めのイントロ~
~「生活の中」のAGイントロ~
09 淡々と… (曲中の語り:中道勝彦)
10 残照(P→)
<MC07>
11 あの日の僕等
---encore01---
12 長い夜(EGレス・イントロ→コチハル照明)
13. 人生の空から
<MC08>
14. Silent Night
15. クリスマス
<MC09>
16. 恋 (弾:桜吹雪C3 /W:AG丸山 )
<MC10>
17. 木枯しに抱かれて (弾:桜吹雪C4)
<MC11>
~大空と大地の中で (Vo:好永立彦)~
~大空と大地の中で (Vo:中道勝彦)~
18. 大空と大地の中で
---encore02---
<MC12 イントロのなか>
19. 凡庸
■アンコール時の客席スタンディング率(基本一階席のみ)
12. 85%
13. 85%
14-18. 0%(数名)
19. 0→95%
■ホワイト・ボードの画像
■ツアー用意曲(2014.12.01現在)
<>=ホワイトボードの状態
A.バンド演奏曲
01. ムーン・ライト
02. 時のいたずら
03. もう一度
04. センチメンタル
05. 私を見つめて
06. あなたのために
07. 生活の中
08. 淡々と… (曲中の語り:メンバー)
09. 残照(P→)
10. あの日の僕等
11. 見つめていたい(LA2014)
12-1. 長い夜
12-2. 長い夜(EGレス・イントロ→)
13. 夢の旅人(LA95)
14. 恋
15. 大空と大地の中で(V06)
16. 凡庸
17. 冬のアリア
18. 銀の雨
19. 生きている
20. ピエロ(Sax→AG→)
21. 愛しているから
22. 虹のかなた
23. 恋ブギ
24. 君が好きさ
25. 船
26. クリスマス<手書き>
27. 白い雪(key 夏目ONLY) <手書き>
28. 純 -愛する者たちへ-
29. 旅立ち
30. 人生の空から
B.弾き語り
01. 恋 (桜吹雪 C2orC3 /W:AG丸山)
02. 歩き出してくれないか(ワンコーラス)
03. 雑踏 <手書き>
03-1. (Cなし桜吹雪 ソロ弾き語り)
03-2. (Cなし桜吹雪/W:AG丸山)
04. 銀の雨 (W:弾→ 桜吹雪Cなし)
05. 足寄より <収録アルバムの箇所が手書き>
06. 木枯しに抱かれて (桜吹雪C4) <手書き>
C.フルコーラス未満の演奏曲
01. 遠い愛 (key ONLY)<手書き>
02. Sing a Song (AG ONLY) <手書き>
D.オリジナル以外の演奏曲
01. Silent Night
02. 神田川(W:南こうせつ)
02-1. W:南こうせつ
02-2. ソロ
※その3
■リポート・感想
●夢野旅人 2014.12.2
01. 天候
朝から東京は雨。一日中愚図つく予報。
13:00ごろ、湘南に到着したころは晴れるも、生しらす丼を食べて、
また強い雨がふりました。
終日、曇りときどき雨といった感じでした。
02. 遠藤一彦氏
会場に入ると、現在、鎌倉観光課に勤務している元、横浜大洋ホエールズ (1978 - 1992)の遠藤一彦さんがお客さんをお出迎え。
開演して一曲目を歌い終わった直後。
千春は、「去年彼から、『鎌倉にコンサートに来てくれないか』と頼まれて、今日のコンサートが実現したと、話していました。
03. 中道の結婚披露宴に呼ばれなかった千春
MC4
3年前、ピアノの中道の結婚式の披露宴、メンバーは全員招待状が届き、千春には声がかからなかった。 嫁の実家である高知で再び披露宴を行われてときも、自分には声がかからなかったと、笑いにしていました。
04. メンバーの2014年12月1日現在の年齢
好永立彦 50歳
丸山ももたろう 57歳
恵美直也 51歳
田中栄二 41歳
夏目一朗 51歳
中道勝彦 43歳
春名正治 59歳
04.ももちゃんのつぶやき
MC6
曲のアレンジの説明で、「生活の中」のイントロをメンバーがソロで演奏。
ももちゃんのアコースティックギターの音は、エレキなどにかき消されて聞こえない。
その話から、千春がももちゃんに「弾いていて自分でもエレキギターにかき消されているなと思わない?」と訊ねると、
「めちゃ思います。なんなんだよと。最初は(ギターを弾いて)強めに弾いていたら、(夏目さんに)、ももちゃん、うるさいといわれた。それで(静かに弾く)」と。
それを聞いた千春が、「今夜初めて彼のつぶやきを聞きました」と笑いにしていました。
05. ここで「純-愛する者たちへ-」がききたかったと思った場面
MC6は、アレンジの話、そしてメンバーの両親の姓名の話から、千春のお父(明)さんとお母さんの話になりました。二人の馴れ初めから、明さんの認知症の話へ。
千春が明さんの異変に気付いてから、まずいなと思った瞬間は、新聞を作っていて政治に詳しい父さんが、今の総理大臣の名がでてこなくなったときだったそうです。
足寄の病院に入院。
自分が見舞いに行くと「お、千春と看護師の手を引っ張る。 呆けても若いのがいいんだな」と。
看護婦長が自分の同級生。
色々と面倒を見ていてくれたが、いよいよ症状が重くなり帯広の病院へ。
今では認知症は広く認識されているが、当時はよくわからなかった。
だから帯広の病院は、薬物依存症の患者とかもいた。
重厚な、鉄の扉を開けて父親の見舞いに行こうとすると、必ずといって「結婚式は何時からですか」と尋ねてくるおじさんがいた。そのおじさんは子供の結婚式直前に呆けた。でも呆けていても自分の子供の結婚式の時間を気にかけている。 親とは何てありがたいのだろうと話しました。
そのあと、危機的である日本の憂い、将来について、アベノミクスについて話につなげていくのですが、話の時間が長くなっていた。
昨日は、口にしなかったが、「父さんが入院してから、母さんは一度も見舞いに来なかった。理由はあんなに強かった父さんが壊れていくのを見たくなかったから」と、「純-愛する者たちへ-」を歌ってワンクッション入れてくれたなら、いいのになと思いながら見ていました。
06. 本編ラストの「あの日の僕等」の背景映像
夕暮れの街並みや、横断歩道、体育館のバスケットコール、木々や空、雲の風景写真が映し出され、最後に青空に雲が流れていく映像の中で歌う「あの日の僕等」
シンブルながら、曲の世界観にマッチしている。プロモーションビデオも、あのようなイメージで制作されたら良かったのにと頭を過りました。
07. ギターのカポタストの位置で分かった10年ぶりの「木枯しに抱かれて」
アンコール。
「恋」の弾き語りを終えた。
雨だから、「銀の雨」でも歌うのかなと思った。しかし、千春はギターのカポ位置を4にした。「銀の雨」はカポなしで歌っているからないだろう。
何より、カポ位置の4は千春の楽曲では珍しい。(2004年春の広島で、矢沢永吉オリジナルの「時間よ止まれ」を、カポ8で歌っていたのが印象的)。
だいたいは、Cなし~C3。
C4で、真っ先に浮かんだのは「STANCE」と「木枯しに抱かれて」。
漠然と、それでいて確信的に「木枯しに抱かれて」だと思った。
「今日みたいな冷たい雨の日。鎌倉も秋から冬へ~」といって、
♪何ひとつ できずに さまよい歩く
心に 木枯しはふき荒れ あざ笑うように♪と歌いだした。
2004年春のツアー前半、イレギュラーの弾き語りで歌われて以来10年ぶり。
思いもよらぬ、「木枯しに抱かれて」を聴きながらおもったこと。
やっぱり千春は、唯一無二の選ばれしフォークシンガー。特に最近は、頑固で偏った選曲をするけど、歌に対するスピリットは昔も、今も、何ひとつ変っていないんだなと、改めて、思いました。
以上が、昨日のライブで思ったことでした。
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