「松山千春 『もう一度』に思うこと~松山千春 全作品解説137~」S2658

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.10.16 初稿

V1.1:2014.10.24 リテイクのレコーディングミュージシャンを追記

V1.2:2014.10.16 追記及び歌詞、オフィシャル動画・画像のリンクなど

V1.3:2024.02.28 直近の演奏実績など追加


■「もう一度」編曲者:大原茂人

※サンプルレコード盤「空-翼を広げて/もう一度」が製作され、当時「千春を見守る会」会員に配布された。 


・1980年2月21日 伊東ゆかりがシングルとしてリリース(編曲は後藤利次) 

 

オリジナル: 1980年5月5日発売のアルバム『浪漫』A面4曲目(CD4曲目/全10曲) 

 

リテイク: 2006年5月31日リリースのアルバム『再生』のDISC-2の2曲目 

 

◇松山千春選曲ベストアルバム『風景』 DISC-1の2曲目 

 

◇松山千春選曲ベストアルバム『松山千春の世界』DISC-1の15曲目  

 

※ 直近の演奏実績

・松山千春コンサート・ツアー2023春


◆レコーディングミュージシャン
○ オリジナル:不詳

アルバム『浪漫』には、ミュージシャンのクレジットが一切なし

○ リテイク

01. ドラム:小林勝彦
02. ギター(GG):渡辺幹男
03. ギター(EG):好永立彦
04. ベース:河合徹三

05. ローズ・ピアノ:加藤実

06. パーカッション:春名正治
07. ストリングス:RUSH by TAKASHE KATO

08. ピアノ:夏目一朗

 

◆所有収録CD・アルバム(オリジナル)

 

◆所有収録アナログ・アルバム(オリジナル)

 

◆所有収録アルバム ミュージック・テープ(オリジナル)

 

◆2024.2.19 夢野旅人

2024年2月18日放送「松山千春ON THE RADIO」

1978年2月18日が嫌煙運動が始まった日ということで、喫煙者である千春の立場から煙草、現代社会における喫煙状況を語り、番組最後に、歌詞に煙草が出てくる自身の「もう一度」がかかりました。 

---

2月18日、1978年2月18日に嫌煙運動。

な、これが始まった日。 

嫌煙、いわゆる禁煙じゃないですよ。

嫌煙、煙を嫌う、な。

要はあなたたち吸ってもいいけど、あっちこっちどこでもな、吸わないでください。私たち、その煙も吸いたくないんですから、という運動の日。


ま、自分たち煙草を吸うものにとってはとんでもなく悲しい日なんだけどな。


これ、どうなるんだろう。

どんどん、どんどん嫌煙、禁煙が進んで煙草がいつの日かなくなるのか。それとも、もっと税金上げて上げて、なあ。

これ、ホントに国の方針がわからんもん。


煙草の葉を作っている農家の皆さんにはな「がんばれ、がんばれ」。で、あちこちに灰皿がない。ホテルもまた乗り物やなんかにもない。


そんな状態で「どうなっていくんだろう」と思いながら、煙草を吸い続けていたいと思います。 


松山千春が煙草を吸えなくなったら、歌も歌えなくなるぐらいの状況なんだと思っていただいて結構だと思います。


今日も最後まで聴いていただいてありがとうございます。

最後の曲は、これ、誕生日でもなんでもないんですけど、「煙草」というのがな、出てくるからな。もう悔しくて、この曲をおかけしたいと思います。

松山千春「もう一度」。

 

◆2014.10.16 夢野旅人

1980年

キャニオンレコードから自らが設立したニューズレコードへの移籍

第一弾でリリースされたのがアルバム『浪漫』

 

それまでの作品に比べ、ポップでシックな大人のラブソングが増えた。

サウンド的に洗練された感がある。

 

その筆頭が、松山千春にとって初めてボサノヴァ調の曲となった「もう一度」だと思うです。

 

千春の作品には、ボサノヴァ調の曲は他にもあり、最新アルバム(2014年現在)の『生きている』にも「ボサノヴァ」という曲が収録されている。

 

「夜よ泣かないで」もそうですが千春自身、こういったテイストの楽曲がしっくりくるのでしょう。


2012年。

ラジオ「松山千春 ON THE RADIO(緑効青汁のアサヒ緑健提供)」FM NACK5(エフエムナックファイブ)。

 

ベスト『松山千春の世界』がリリースされるにあたって「限りある命」についてこう語っている。

「こういった大人の歌ってみたかった(要約)」。

 

「もう一度」も「限りある命」に似た印象を、手応えを感じたのだろうと思うのです。


ゆえにコンサートでの演奏頻度は高い。

最近では11年秋、12年春、13年秋とレギュラー、13年春にイレギュラーで歌われています。

「もう一度」は、「限りある命」とはまた違った歌唱力が必要な曲。千春の歌の巧さを、再確認できる曲だとは思うのです。

 

◆歌詞及びオフィシャル動画・音源

 

こんな夜は 冷たい夜は 妙に寂しくなるわ 

あなたは煙草 くゆらせながら 何か云おうとしてる  

あなたの心は全て 分っているつもり 

だけどさよなら云われたら 生きてはゆけないわ 

 

もう一度だけ あなたの腕に 

もう一度だけ 甘えてみたい 

 

ごめんなさいで 終る恋でも 私本気で愛した 

甘い言葉を ささやいたのは そんなに昔じゃないはず 

あなたに嫌われたのなら しかたないけれど 

私をほんの少しでも 愛していたのなら 

 

もう一度だけ あなたの腕に 

もう一度だけ 甘えて見たい 

もう一度だけ あなたの腕に 

もう一度だけ 甘えて見たい  

 

だからもう一度 あなたの腕に 

もう一度だけ 甘えて見たい  

だからもう一度 あなたの腕に 

もう一度だけ 甘えて見たい


◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1980-1981 インデックス2


 

 

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